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目次
序章 現代の音楽界について(現代のヴォーカリストの傾向)
第1章 声の悩みを解決(Q&Aに入る前に筋肉、歌うフォームについて;見れば納得!!すけすけくん―筋肉図 ほか)
第2章 プロの技術を盗む(いろいろなアーティスト歌いまくり!!;アーティスト流派について ほか)
終章 プロを目指す者へ(汝の声に個性を宿すのです;自分を知ることが進化の第一歩なのです―自己分析 ほか)
著者等紹介
吉田顕[ヨシダケン]
ヴォイス・トレーナー、指揮者。音楽指導者、テノール歌手、ヴォーカリスト。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。大学卒業後、藤原歌劇団に入団(1998年退団)、数多くのオペラやコンサートに出演、キャリアを積む。併せて内外の著名な歌手、指揮者、演出家と共演、多大な影響を受ける。在団中の1994年、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」でオペラ指揮者デビューを果たす。以来数多くのオペラ、交響曲、管弦楽曲、合唱曲、吹奏楽曲を指揮/指導、情熱的でわかりやすく表現豊かな指揮/指導/音楽性により各方面より好評を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
3939タスタク
11
カラオケ文化がすっかり定着した事で、確実に歌が上手い日本人が増えてきたように思えます。本格的にボーカリストを目指さなくとも、咽喉を痛めないように歌うコツやトレーニング方法など詳しく書かれた作品です。 著者の吉田顕氏はマキタスポーツ似の胡散臭い風貌とは裏腹に、ボイストレーナーしての実力は折り紙つきのようです。(いまいちフォローになっていない気がするが…)2013/08/21
のぶ
1
表紙には本格的なトレーニングが満載だと書いてありますが、体系的に本書に沿ってトレーニングはできそうにない気がしました。寧ろ、歌うときの声の出し方とか考え方とか身体の使い方とか、そういう分野での小ネタ集みたいな構成になっています(前半限定で)。後半はさらに捉えどころがなくて著者が着目する諸分野の(古典界は除外して)歌い手の学びどころ分析という書き方になっていますが、あんまりテレビとか見なくて彼ら歌い手さんに憧れの念を持ってない人にはピンと来ない随筆にとどまってます。軽い読み物にしようとして空回りした感じか。2013/10/08
ユウタ
0
話し言葉のような文体なので、堅苦しさがなく読みやすい。面白かったのは第2章のプロアーティスト研究。何人かのプロアーティストの発声を分析し、それらを真似てみようというもの。例えば、桑田佳祐なら犬のように吠えるように歌う、倖田來未なら甘えるように歌うなどなど。こういうのは他のボイトレ本にはないので珍しい。本書に載っていない他のアーティストも自分なりに分析してみようと思う。2015/06/28
おやつ
0
一通り読み終わった時はなんだか偉そうなふざけたおっちゃんだなあという感じであまりよい印象ではなかったです。口調が飲み屋で調子に乗ってしゃべっているのを聞かされている感じ。書いてあることはまともなので逆にもどかしく普通に書いて欲しかったですが本文にあるよう「いい意味でふざけてみて」ということでこの「ふざけ方」が自分に合わなかっただけでしょう。筆者の我に合えば、また必要な成分だけ拾える方ならお勧め。実のところyoutubeで筆者のボイトレの様子が上げられておりそちらを観る方が為になり本の購入の参考になります。2014/05/04