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出版社内容情報
やらない勇気がチームとプロダクトを救う
「上司からの無理な要求を断れない」「顧客からの難題に『NO』が言えない」――このような経験に心当たりのある方は少なくないでしょう。
本書は、そうした悩みに深く寄り添い、人間関係を損なうことなくビジネスを成功に導くための「NOを伝える技術」を体系的に解説します。
著者は、ソニーのソフトウェア開発子会社からキャリアをスタートさせ、ユニクロ、マクドナルド、キャディといった異なる規模・業種・成長フェーズの企業を渡り歩き、2024年には起業の道を選んだ経験豊富なプロフェッショナルです。
巨大企業での品質・納期厳守のプレッシャー、グローバル企業での部門間対立、急成長スタートアップでの選択と集中――さまざまな環境で「NO」の重要性を痛感し、その伝え方を磨き上げてきました。
本書は、「NoではなくNotで考える」「BATNAで代替案を」など、その実践的な経験から導き出された「どこでも通用した共通原則」を凝縮したものです。
あなたもこんな悩みを抱えていませんか?
・無理な要求と思いながらも、つい「Yes」と言ってしまい、後で苦しむ
・人間関係が悪化することを恐れ断れない
・顧客の無理な要求を断りきれず、開発部門に負担をかけている
・断るタイミングを逃し、多くの問題を引き起こしてしまった
1つでも当てはまるなら、本書があなたのビジネスを好転させる強力な武器となります。
本書の特徴
・単なる拒絶ではなく、ビジネスを成功へ導くための戦略的コミュニケーションとしての断り方を詳しく解説
・多様な業界・フェーズで培われたどこでも通用する共通原則を紹介
・単に「どう伝えるか」だけでなく、「なぜNOが言えないのか」という根本原因や、ビジョンとの関係、組織全体を巻き込むための具体的なステップにも踏み込んで解説
・相手のモチベーションを損なうことなく合意形成を進め、効率や意思決定のスピードを飛躍的に向上させる方法を提示
・プロダクトマネージャーはもちろん、エンジニア・デザイナー・営業・マーケティングなど、職種や経験年数を問わずすべての方を対象とし、自身の業務改善に直結させられる
目次
第1章 Yesばかりでは成長できない
第2章 Noを伝えるときに必要な3つの要素
第3章 ブレない軸を持ち判断の基準を広く示す
第4章 厳しい意見を言いながら高め合える信頼関係
第5章 Noを効果的に伝えるための工夫
第6章 KPIと上手に付き合いながらNoを伝える
第7章 さらに効果的にNoを伝えるために
第8章 Noを伝えることで目指す世界
【目次】
序章 「Noを伝える技術」が必要な理由
なぜNoと言うことができないのか?
プロダクトマネジメント思考がすべてのビジネスシーンに効く理由
プロダクトマネジメントのエッセンスがあなたの仕事を前に進める
優れたプロダクトマネージャーは断るのもうまい
プロダクトマネジメントがうまくいくと何が起こるのか?
第1章 Yesばかりでは成長できない
「Yes」と言うほうが「No」と言うより何倍も簡単
「できることを全部やる」でビジネスは成功するのか?
Yes・Noの判断を狂わせる「ビルドトラップ」
イエスマン文化からの脱却
第2章 Noを伝えるときに必要な3つの要素
勇気より大切な「ブレない軸+信頼+伝え方」
相手は敵ではないし悪意も持っていない
Noを伝えるメンタルを作るためのセルフチェック
少し時間的猶予があるときのミニワーク
第3章 ブレない軸を持ち判断の基準を広く示す
ビジョンをシャープに設定し軸を作る
ビジョンからロードマップ、さらに行動レベルへの展開により見通しを示す
軸がないと人も組織も揺らぐ
第4章 厳しい意見を言いながら高め合える信頼関係
「No」を言っても嫌われない信頼関係を築く技術
信頼を得ながらこちらの立場を理解してもらうための3つのステップ
Noと言わずに済むこともある
NoがNoが言える組織に必要な「心理的安全性の高さ」とは?
第5章 Noを効果的に伝えるための工夫
曖昧な返答は誰にとっても不幸
Noと思ったらまずNot(~ではない)で考える
依存関係やビジョンとの整合が考慮されているかが鍵
依存関係の整理で「詰まる場所」と「効率を底上げする場所」を可視化する
ビジョンとの整合は単体だけでなく累積でも確認する
正しい課題にはポジティブなNoを
ほとんどの場合はNoと言うことなくNoを伝えられる
Noを伝えた後に期待できること
ネゴシエーション・代替案提示の技術入門
第6章 KPIと上手に付き合いながらNoを伝える
ビジョンからKPIを定義する
数字に語らせることでNoの説得力を最大化するデータストーリーテリング
説明に効くNICOフレームワーク
第7章 さらに効果的にNoを伝えるために
うまくいかないときの対処法
文字によるコミュニケーションの際はトーンを使い分ける
クロスカルチャーやリモート環境でのコミュニケーション
第8章 Noを伝えることで目指す世界
確実に価値のあるものだけを提供し継続的に必要な価値を追加する
やるべきか迷うときにどう判断するか?
アジャイルの本質:実験と学習を積み重ねる文化
真に生産性の高い状態は「No」から生まれる
内容説明
やらない勇気がチームとプロダクトを救う。「上司からの無理な要求を断れない」「顧客からの難題に『NO』が言えない」―このような経験に心当たりのある方は少なくないでしょう。本書は、そうした悩みに深く寄り添い、人間関係を損なうことなくビジネスを成功に導くための「NOを伝える技術」を体系的に解説します。「NoではなくNotで考える」「BATNAで代替案を」など、著者のこれまでの経験から導き出された「どこでも通用した共通原則」を凝縮したものです。本書の特徴。単なる拒絶ではなく、ビジネスを成功へ導くための戦略的コミュニケーションとしての断り方を詳しく解説。単に「どう伝えるか」だけでなく、「なぜNOが言えないのか」という根本原因や、ビジョンとの関係、組織全体を巻き込むための具体的なステップにも踏み込んで解説。相手のモチベーションを損なうことなく合意形成を進め、効率や意思決定のスピードを飛躍的に向上させる方法を提示。
目次
序章 「Noを伝える技術」が必要な理由
第1章 Yesばかりでは成長できない
第2章 Noを伝えるときに必要な3つの要素
第3章 ブレない軸を持ち判断の基準を広く示す
第4章 厳しい意見を言いながら高め合える信頼関係
第5章 Noを効果的に伝えるための工夫
第6章 KPIと上手に付き合いながらNoを伝える
第7章 さらに効果的にNoを伝えるために
第8章 Noを伝えることで目指す世界
著者等紹介
飯沼亜紀[イイヌマアキ]
慶應義塾大学環境情報学部で人間工学を学び、新卒でソニーデジタルネットワークアプリケーションズに入社。コンシューマー向けスマートフォンアプリの企画を担当。その後ユニクロおよびファーストリテイリングにて新規事業「UTme!」の立ち上げに従事したのち、国内外のアプリ、EC、店舗システムを横断するプロダクトマネジメントを推進。オンラインとオフラインの世界の融合に没頭し、自分はこの領域で生きていくと決意。2024年に独立し、企業向けのDX・プロダクトマネジメント支援と組織変革支援を開始。講演・社内ワークシヨップなども行っている。実務のかたわら、若手プロダクトマネージャーと共に問いを掘り下げ、対話を通じて思考を深める場を主宰。知が個にとどまらず循環するための仕組み作りに取り組みつつ、自身もまたその過程で思考を更新し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



