出版社内容情報
古今東西、あらゆる品質要件をカバーせよ。
10の手法を一冊で学び尽くす「フルスタック」テストガイドが登場。
ソフトウェアテストには、対象とする品質要件に応じて様々な「手法」が存在します。しかし、個別のテスト手法を断片的に学ぶだけでは、プロダクトの品質を総合的に高めることはできません。本書は、複数のテストを補完的に組み合わせて、あらゆる側面から品質を検証するための技術・戦略を、体系的に学べる骨太なガイドブックです。
取り上げるのは、以下10種のテスト手法。それぞれについて、テストの原理原則・導入戦略・実践方法を、具体的なWeb/モバイルアプリケーションでの適用例を交えながら詳しく解説します。
□手動探索的テスト
□自動テスト
□継続的テスト
□データテスト
□ビジュアルテスト
□パフォーマンステスト
□セキュリティテスト
□アクセシビリティテスト
□モバイルテスト
□機能横断要件テスト
本書は、各領域のテストを一貫した視点で解説するため、それぞれのテストの「役割」と「つながり」がよく理解できます。本書を通じて、広大なテスト分野を迷わず歩くための「体系的な知識地図」をインストールしてください。
■対象読者
・Web/モバイルアプリケーション開発に携わるエンジニア
・幅広いテスト領域を体系的に押さえたい品質保証/QAエンジニア
・テスト設計・戦略立案に必要な基盤知識を身につけたい人
・開発と品質保証を横断する視点を養いたい人
【目次】
■第1章 フルスタックテスティングの概要
1.1 高品質のためのフルスタックテスティング
1.2 シフトレフトテスト
1.3 10個のフルスタックテスティングスキル
1.3.1 手動探索的テスト
1.3.2 自動機能テスト
1.3.3 継続的テスト
1.3.4 データテスト
1.3.5 ビジュアルテスト
1.3.6 セキュリティテスト
1.3.7 パフォーマンステスト
1.3.8 アクセシビリティテスト
1.3.9 機能横断要件テスト
1.3.10 モバイルテスト
■第2章 手動探索的テスト
2.1 構成要素
2.1.1 探索的テストフレームワーク
2.1.2 機能の探索
2.2 手動探索的テスト戦略
2.2.1 アプリケーションを理解する
2.2.2 部分的に探索する
2.2.3 フェーズごとに探索的テストを繰り返す
2.3 演習
2.3.1 API テスト
2.3.2 Web UI テスト
2.4 視点:テスト環境の「衛生管理」について
■第3章 自動機能テスト
3.1 構成要素
3.1.1 ミクロレベルとマクロレベルのテストタイプについて
3.2 自動機能テスト戦略
3.3 演習
3.3.1 UI 機能テスト
3.3.2 サービステスト
3.3.3 単体テスト
3.4 その他のテストツール
3.4.1 Pact
3.4.2 Karate
3.4.3 機能テスト自動化におけるAI/MLツール
3.5 視点
3.5.1 克服すべきアンチパターン
3.5.2 自動化カバレッジ100%!
■第4章 継続的テスト
4.1 構成要素
4.1.1 継続的インテグレーション入門
4.1.2 CI/CT/CDプロセス
4.1.3 原則と決まりごと
4.2 継続的テスト戦略
4.2.1 利点
4.3 演習
4.3.1 Git
4.3.2 Jenkins
4.4 Four keys
■第5章 データテスト
5.1 構成要素
5.1.1 データベース
5.1.2 キャッシュ
5.1.3 バッチ処理システム
5.1.4 イベントストリーム
5.2 データテスト戦略
5.3 演習
5.3.1 SQL
5.3.2 JDBC
5.3.3 Apach
内容説明
ソフトウェアテストには、対象とする品質要件に応じて様々な「手法」が存在します。しかし、個別のテスト手法を断片的に学ぶだけでは、プロダクトの品質を総合的に高めることはできません。本書は、複数のテストを補完的に組み合わせて、あらゆる側面から品質を検証するための技術・戦略を体系的に学べる骨太なガイドブックです。各領域のテストを一貫した視点で解説するため、それぞれのテストの「役割」と「つながり」がよく理解できます。本書を通じて、広大なテスト分野を迷わず歩くための知識の土台を手に入れてください。
目次
第1章 フルスタックテスティングの概要
第2章 手動探索的テスト
第3章 自動機能テスト
第4章 継続的テスト
第5章 データテスト
第6章 ビジュアルテスト
第7章 セキュリティテスト
第8章 パフォーマンステスト
第9章 アクセシビリティテスト
第10章 機能横断要件テスト
第11章 モバイルテスト
第12章 一歩先のテストへ
第13章 新しいテクノロジーにおけるテスト入門
日本語版特別付録 2025年のフルスタックテスティング
著者等紹介
Mohan,Gayathri[MOHAN,GAYATHRI] [Mohan,Gayathri]
ガヤスリ・モハン。複数のソフトウェア開発ロールと技術・産業分野にわたる専門知識を持つ情熱的な技術リーダーである。現在、Thoughtworksのプリンシパルコンサルタントを務めており、同社のクライアント向けに大規模なQA(品質保証)チームを成功裏に管理してきた実績がある。ThoughtworksのグローバルなQA SME(Subject Matter Expert、特定の領域における専門家)として、同社のQAエンジニアのキャリアパスとスキル開発体系を定義した。加えて、オフィステックプリンシパルとして、地域のテックコミュニティを育成し、技術イベントを主催するとともに、さまざまな技術テーマにわたるソートリーダーシップを発展させてきた
末村拓也[スエムラタクヤ]
オーティファイ株式会社品質エバンジェリスト。Webエンジニア、QAエンジニアなどを経て、2019年にAutifyに入社。シニアテクニカルサポートエンジニアやQAマネージャーを務める傍ら、カンファレンスでの登壇や記事執筆など精力的に外部発信を行った。現在は同社のQuality Evangelistとして、品質に投資することの重要性を世の中に広める役割を担う。ソフトウェアテストのシンポジウムJaSST OnlineおよびTokyo Test Festの実行委員を務める
堀明子[ホリメイコ]
システムインテグレータにて金融分野のシステム開発や運用・プロジェクトリードを経験後、かつて自分が体感していた課題に取り組むSaaSの世界へ軸足を移す。ソフトウェアテストからシステム運用の領域を渡り歩いて顧客支援に携わり、現在はPagerDuty株式会社に所属
松浦隼人[マツウラハヤト]
日本語と外国語(英語)の情報量の違いを少しでも小さくしたいという思いから、色々なかたちで翻訳に携わっている。人力翻訳コミュニティYakst管理人兼翻訳者。本業はインフラ寄りのバックエンドエンジニアで、Web企業にて各種サービスのデータベースを中心に構築・運用、その後パッケージソフトウェアのテクニカルサポートを経て、現在はオーティファイ株式会社にてAI関連プロダクトのプロダクトマネージャ、エンジニアリングマネージャとして勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。