出版社内容情報
フォント使い、文字組み、文字レイアウトに自信がつく!
▼1日10分30日でうまくなる!
活版印刷にルーツがあるタイポグラフィには、知っておくべき技術やルールが存在します。そのため取っつきにくいイメージもありますが、基本から学べば誰にでも身につくもの。本書では初心者でも1日10分ずつ学び、30日で一通り理解できるよう、丁寧に説明していきます。さらに知識を定着させるため、各項目ごとに、問題形式の「おさらいチェック」ページ付き。
▼美しく質の高いデザインが可能に
美しく質の高いデザインを実現するためには、タイポグラフィの正しい技術やルールを身につけることが近道です。フォントの扱いや配置に自信がつけば、イラストなどのビジュアル素材がない場合でも、個性ある美しいデザインを実現できるようになります。
▼「フォント」を見極められるようになる
フォントの良し悪しを判断するコツが学べます。本書では「フォントの品質を知ること」「歴史的に評価の定まっている定番フォントを覚えること」からはじめます。書体デザイン面とフォントデータとしての二つの側面から解説し、見分け方や見え方の違いを学びます。フォント記号や約物に関する調整の仕方も必見!
▼読みやすさが変わる「文字組み」を知る
プロの現場では、「ベタ組み」と「スペーシング」を理解することが必須。調整のコツや使い分けの判断について学びます。「文字の大きさとアキ量」「半角スペースは1/2ではありません」「全角/半角の使い分け」など、プロでもあやふやになりがちな知識も改めて整理できます。
▼魅力的な文字「レイアウト」の技術とは
タイポグラフィの観点から、レイアウトが上達する方法を解説します。重要になってくる「タイトル」「読む順序と優先度」「グリッドシステム」の3つについて基礎的な考え方とは何か。特にグリッドシステムをデザインに取り入れる具体的な方法を紹介していきます。
▼著者について
著者はプロのデザイナーとして活動しながら、タイポグラフィについてのセミナー講師、大学非常勤講師として活動を続けています。初心者がどのような間違い・勘違いをしやすいか、どこがわかっていないかを見てきており、そうした長年の経験に基づき、学習の助けになり、実際の仕事にも役立つような一冊もなるよう本書を執筆しました。
内容説明
ゼロから学べる超入門!フォントの良し悪しを判断するコツ。文字をきれいに並べる方法。文字をうまくレイアウトする法則。デザインが変わる。一生モノのスキルが身につく。
目次
第1章 フォントを使い分けよう(「よい」フォントとは何か;フォントを覚えよう【明朝体】;フォントを覚えよう【ゴシック体】 ほか)
第2章 文字組みの考え方(文字の大きさとアキ量;半角スペースは1/2ではありません!;全角/半角の使い分けと、記号類 ほか)
第3章 レイアウト(視線移動を意識する;情報の優先度を決める;グリッドシステムの基本1…「カラム」 ほか)
著者等紹介
加納佑輔[カノウユウスケ]
株式会社そうさす意匠部部長。大学卒業後、日本デザイナー芸術学院、食品会社のインハウスデザイナーを経て2008年独立。同年より株式会社そうさすの専属デザイナーとして、ロゴ・Webサイト・紙媒体などグラフィックデザイン全般と、企業ブランディングを手がける。愛知県でリモートワーク。近年はタイポグラフィに関するセミナーなどの活動も続けている。名古屋造形大学非常勤講師。JAGDA正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。