あたらしい西洋アンティークガラスの教科書―世界史とデザインで楽しくわかる、近代ガラステーブルウェアの世界

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あたらしい西洋アンティークガラスの教科書―世界史とデザインで楽しくわかる、近代ガラステーブルウェアの世界

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  • サイズ B5判/ページ数 224p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784798182506
  • NDC分類 751.5
  • Cコード C0076

出版社内容情報

ヨーロッパで作られたアンティークガラスのきらびやかな世界


「アンティークガラス」とは一体どのようなものなのでしょうか?ガラスの起源をたどると、メソポタミア文明にまで遡ります。約4200年間、人々とともに発展を遂げてきたガラスは、王侯貴族のみ使用が許された時代もありました。本書ではガラスの歴史を紐解きながら、実際に楽しむことのできる19世紀後期から20世紀初頭のヨーロッパのアンティークガラスについて、ブランドごとにまとめ、写真やイラストなどのビジュアルを豊富に添えて紹介しています。


繊細なカッティングや金彩に彩られたヨーロッパのアンティークガラスは、美術品のような美しさです。サンルイ、バカラ、ラリックやロブマイヤーなど、現代まで続く工房も掲載し、実際にマーケットを巡ってみるために必要な情報が網羅された一冊。PART1では、ガラスの素材や製造方法、アイテムの種類などの基礎知識を解説。PART2は、古代メソポタミアで生まれたガラスが、ローマ帝国、ササン朝ペルシア、イスラーム、ヴェネチア、ボヘミア、フランスなど、各地でどのようにガラスが作られ、技術が受け継がれていったのかを知ることができます。


PART3では、現在手にすることができるアンティークガラスについてまとめました。Saint-Louis(サンルイ)やBaccarat(バカラ)、Clichy(クリシー)、Lalique(ラリック)、Moser(モーゼル)、J.&L. Lobmeyr(ロブマイヤー)など、ブランドの個性あふれる作品は、写真を眺めるだけでも楽しむことができます。PART4はアンティークガラスと美術様式についての章です。デザインや造形には美術との深い関わりがあります。ローマ美術からはじまり、ルネサンスやロココ、そして、ジャポニスム、アール・ヌーヴォー、アール・デコなど、ガラスを通して美術様式について知ることができます。PART5では、実際にアンティークガラスを買ったり使ったりする際のポイントやコツについてまとめました。ステンドグラスやメガネの発展、ガレ、ラリック、ティファニーなどガラスにまつわる人物についてのコラムもページだけでも楽しめる要素が満載です。


〈著者紹介〉
Antique Serendipity 大野聖子
アンティーク趣味が?じて20代で渡英。帰国後はアンティーククリスタルガラスの蒐集に定評ある井村美術館にてギャラリーマネージャーとして勤務。独?後、欧州買い付けで培った確かな?識を活かし、作品の歴史的ストーリーをともに伝えるお店Antique Serendipityをオープン。SNSを通して、あたらしいアンティークの?せ方を?々模索し発信している。

内容説明

19世紀以降にヨーロッパで作られた、アンティークガラスのきらびやかな世界。繊細なカッティングや金彩に彩られ、やわらかな手触りと細やかな装飾が生み出すたたずまいは美術品のような美しさです。長く愛されてきたガラスの歴史とアンティークガラスの美しさに触れることのできる1冊です。

目次

第1章 アンティークガラスの基礎知識(アンティークとは;ガラスの基本 ほか)
第2章 西洋におけるガラスの歴史(ガラスの歴史とは;ガラスの歴史 紀元前~16世紀 ほか)
第3章 西洋アンティークガラスのブランド(フランス;ベルギー ほか)
第4章 美術様式から紐解くアンティークガラス(美術様式とアンティークガラス;ガラスに関係のある美術様式 ほか)
第5章 あたらしいアンティークガラスの楽しみ方(西洋アンティークガラスの買い方;アンティークマーケット ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

139
西洋アンティークガラスは、好きですが、高額なのと、購入しても妻が破損するリスクがあるので、こういう本を眺めて溜息をつくばかりです(笑)🍷🍸🥂 ガラスがメソポタミア文明以前から製作されていた史実は、驚きでした。 https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798187921 2024/10/09

アキ

84
アンティークガラスといえば、バカラくらいしか知らなかったが、本書は数多くの美しい写真と共に、ガラスの歴史からアンティークガラスの国別のブランド、美術様式とガラスの関連、アンティークマーケットの紹介とペラペラと眺めるだけで色々なことを知ることができます。1400度まで高温で原料を溶かす技術が、古代ローマ時代にはすでにあったことが驚きです。ヴェネツィアで購入したガラス工芸が家にあることを思い出しましたが、ガラス製造の技術は十字軍でイスラム帝国から強制的に移住させた職人集団が元であることも初めて知りました。2024/11/26

ganesha

6
ガラスの歴史とバカラやラリックなどアンティークガラスのブランドについて、西洋の美術様式とガラスの関係、マーケットやオークションなどの楽しみ方など幅広く書かれている。ロブマイヤーとガレ周辺のコラムが興味深かった。2025/03/07

Go Extreme

5
基礎知識: アンティーク・骨董 ヴィンテージ・オールド クリスタルガラス=カリガラス+レッド/フルレッドクリスタルガラス 水晶とガラス 調合→融解→成型→ホットワーク→徐冷→コールドワーク アール・ヌーヴォー 西洋におけるガラスの歴史: 隕石衝突→王族のみ→吹きガラス→カッティング技法→エナメル彩色→ヴェネチア市場独占→ファソン・ド・ヴェニース→無色透明のカリガラス→フリンガラス→クリスタルガラス 西洋アンティークガラスブランド 芸術様式から紐解くアンティークガラス あたらしいアンティークガラスの楽しみ方2024/11/06

るるぴん

3
アンティークガラスの基礎知識(技法、装飾法…)ガラスの歴史、西洋アンティークガラスブランド、美術様式別デザイン特徴、買い方、楽しみ方など紹介。写真がふんだんに使われており美しい。イギリス、ドイツのグラスはあんまり馴染みが無かったので参考になった。ツイスト、カメオガラス、エナメル彩、グラヴュール、金彩、サンドイッチ、レース等の飾りの手の込み具合が今のとは全然違ってて、美術品並みだなぁ、目の保養。読み物としても楽しい。ルイ15世がガラスに力入れてたからフランスメーカー多し。ベルギー、ボヘミアも素敵。2025/04/08

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