データ指向プログラミング―ソフトウェアがもつ複雑さの軽減に向けて

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データ指向プログラミング―ソフトウェアがもつ複雑さの軽減に向けて

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  • サイズ B5変判/ページ数 480p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784798179797
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

出版社内容情報

システム構築の複雑さから開発者を解放する
データ指向プログラミング実応用ストーリー

本書は
Yehonathan Sharvit, "Data-Oriented Programming",
Manning Publications 2022
の邦訳版です。

【本書の内容】
本書は、Java、C#、C++、Ruby、Pythonなどの高級プログラミング言語で2年以上の経験を持つ、フロントエンド、バックエンド、フルスタック開発者向けの本です。

本書で取り上げている業務システム開発におけるアイデアや手法は、オブジェクト指向プログラミングの開発者にとっては、慣れ親しんだ環境や世界観をいったん捨て去るように指示されるかもしれません。
一方、関数型プログラミングの開発者にとっては、本書は(多少ですが)学びやすく、ちょっとした発見とサプライズがあるはずです。

いずれにしても「情報システム開発の複雑さ」を軽減し、見通しが良く仕様変更にも柔軟に対応したい開発者に、新しい視座とパラダイムを提供します。

【目次】
Part1 柔軟性
  第1章 オブジェクト指向プログラミングの複雑さ― 気まぐれな起業家
  第2章 コードとデータの分離― まったく新しい世界
  第3章 基本的なデータ操作― 瞑想とプログラミング
  第4章 状態管理― タイムトラベル
  第5章 基本的な並行性制御― 家庭内での対立
  第6章 単体テスト― コーヒーショップでプログラミング
Part2 スケーラビリティ
  第7章 基本的なデータ検証― おごそかな贈り物
  第8章 高度な並行性制御― さようなら、デッドロック
  第9章 永続的なデータ構造― 巨人の肩の上に立つ
  第10章 データベースの操作― 雲は雲
  第11章 Webサービス― 忠実な配達人
Part3 保守性
  第12章 高度なデータ検証― 手作りの贈り物
  第13章 ポリモーフィズム― 田舎で動物とたわむれる
  第14章 高度なデータ操作― 考え抜かれたものは明確に表現される
  第15章 デバッグ― 博物館でイノベーション
付録A データ指向プログラミングの原則
付録B 静的型付け言語での汎用的なデータアクセス
付録C データ指向プログラミング:プログラミングパラダイムの一環をなす
付録D Lodash リファレンス

内容説明

本書は開発者が構築するシステムの複雑さを軽減することを目的として書かれている。本書で紹介するアイデアは、フロントエンドアプリケーション、バックエンドWebサーバー、Webサービスなど、情報を操作するシステムにほぼ適用できる。本書では、DOPの価値と、その原則を現実の本番環境のシステムに適用する方法を、ストーリー仕立てで説明する。ストーリーを追いながら、各章を最初から順番に読んでいくことをお勧めする。ただし、特に興味を引かれる章がある場合、「Part2 スケーラビリティ」と「Part3 保守性」の内容を理解するには、「Part1 柔軟性」と「第7章 基本的なデータ検証」の内容が必要である。本書は、Java、C#、C++、Ruby、Pythonといった高水準プログラミング言語を何年か経験しているフロントエンド開発者、バックエンド開発者、フルスタック開発者を対象としている。オブジェクト指向プログラミング(OOP)開発者にとって、本書で紹介するいくつかのアイデアは、開発者を安全地帯から引っ張り出し、居心地のよいプログラミングパラダイムをいくつか手放すことを要求するかもしれない。本書の内容は関数型プログラミング(FP)開発者のほうが少し理解しやすいが、うれしい驚きもいくつかあるはずだ。

目次

1 柔軟性(オブジェクト指向プログラミングの複雑さ―気まぐれな起業家;コードとデータの分離―まったく新しい世界 ほか)
2 スケーラビリティ(基本的なデータ検証―おごそかな贈り物;高度な並行性制御―さようなら、デッドロック ほか)
3 保守性(高度なデータ検証―手作りの贈り物;ポリモーフィズム―田舎で動物とたわむれる ほか)
付録(データ指向プログラミングの原則;静的型付け言語での汎用的なデータアクセス ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sho_kisaragi

0
データそのものを引数に渡してしまえばと言う発想で理解しました。なんとなく関数型にも近しい考え方に見えてしまっていて、自分の理解度の中では何かに到達するできなかった。データとコードを分離する、という考え方自体はとても納得のいくものです。このやり方は考えたことがないとは言わないけれども、ずーっと自分の中では愚策なのかと感じてた。 データエンティティは要件内の名詞(または名詞句)、コードエンティティは要件内の動詞句はいろいろなところで言われているけれども、まとめて記述されていたところに価値は感じました。2023/12/12

knenet

0
データとコードの分離、汎用なデータ構造、イミュータブル、データスキーマの4つの原則に基づいてプログラムを構築することにより、柔軟で簡潔な設計を目指す。言語や他のパラダイムに囚われないが、Clojureと相性がいいようだ。OOP言語で全てをこのパラダイムで扱うことは難しそうだが、JSONで記録するのに適したデータを取り扱うなら、その処理系として取り入れるのは良いかも知れない。また、イミュータブル以外の要素はMVVMにも思想が似ているので、各原則の相補関係を理解しておくと役に立つように感じた。2023/10/04

youta32449999

0
データと振る舞いを分離、データは汎用的なマップで表現し、ステートフルな部分を最小限にしようというもので一応静的型付け言語に対しても言及してたが実践するなら動的な型付け言語かなという印象。DOPに限らないがステートレスな関数で多くの振る舞いが記述できれば単体テストが楽に書けるというのは魅力的。 ストーリーについては特に意識してなかったが最終章ではちょっと胸がキュッとしてしまった。2023/05/09

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