実装で学ぶフルスタックＷｅｂ開発―エンジニアの視野と知識を広げる「一気通貫」型ハンズオン

佐藤 大輔/伊東 直喜/上野 啓二【著】

翔泳社（2023/12発売）

• サイズ B5判／ページ数 480p／高さ 24cm
• 商品コード 9784798179339
• NDC分類 547.48
• Cコード C3055

出版社内容情報

Webシステムを「まるごと作る」フルスタック開発体験！
幅広く活躍できるワンランク上のエンジニアになるために

本書は、Webシステムの「フロントエンド」と「バックエンド」を、一冊でまるごと（＝フルスタックで）作り上げる書籍です。

サンプルアプリケーションの開発を通じて、
・フロントエンドとバックエンドをどのように連携させるか
・リポジトリを効率的に管理するにはどうするか
・設計情報をどのように共有するか
といったポイントを、手を動かしながらひとつひとつ学習できます。実装手段のフレームワークには「Next.js」と「Django」を選定しているため、モダンなWeb開発の全体像を把握することにも役立ちます。

分業化の進む現代的なWeb開発の現場で、あなたが自分の担当外の開発領域についてきちんと理解ができていないと感じるなら、本書は最適の学習書になるはずです。本書を読めば、フロントエンド／バックエンドそれぞれの動作原理や開発テクニックはもちろん、開発のさまざまな工程で効率化を図るためのノウハウを習得できます。

Webシステム開発の全体像を見渡し、現場で幅広く活躍できるフルスタックな視野と知識が身につく一冊です。

■推薦の声
★縣俊貴 氏（著『良いコードを書く技術』)
「フルスタックエンジニアのためのガイドブック。開発環境のセットアップから実装まで包括的に解説し、非同期処理やバッチ処理、マスタデータ管理など、実務で必要なテーマもしっかり網羅。この一冊で現場で即戦力となるスキルが身につきます。」

★橋本正徳 氏（株式会社ヌーラボ 代表取締役 社?、著『会社は仲良しクラブでいい』）
「ソフトウェアの作り方の「頭からつま先まで」を動かして理解できる！　これはソフトウェア開発の専門家になる前に手に取ってほしい「地図」のような書籍。」

■目次
【第I部　Webシステム開発の基本】
第1章　Webシステム開発の基本知識
第2章　React（Next.js）＋Django（Python）環境の構築
第3章　VSCode＋Dockerでの開発
第4章　フロントエンドとバックエンドのシステム連携の基本

【第II部　Webシステム開発の実践】
第5章　フロントエンドの実装
第6章　バックエンドの実装とフロントエンドとのシステム連携
第7章　非同期処理とバッチ処理の実装
第8章　データ構造・マスタデータの管理

【第III部　現場で役立つ周辺知識】
第9章　チームビルディング
第10章　設計
第11章　Gitによるリポジトリ管理

内容説明

本書は、Ｗｅｂシステムの「フロントエンド」と「バックエンド」を、一冊でまるごと（＝フルスタックで）作り上げる書籍です。サンプルアプリケーションの開発を通じて、フロントエンドとバックエンドをどのように連携させるか、データ構造・マスタデータをどのように管理するか、リポジトリを効率的に管理するにはどうするか、といったポイントを、手を動かしながらひとつひとつ学習できます。分業化の進む現代的なＷｅｂ開発の現場で、あなたが自分の担当外の開発領域についてきちんと理解ができていないと感じるなら、本書は最適の学習書になるはずです。本書を読めば、フロントエンド／バックエンドそれぞれの動作原理や開発テクニックはもちろん、開発のさまざまな工程で効率化を図るためのノウハウを習得できます。

目次

第１部　Ｗｅｂシステム開発の基本（Ｗｅｂシステム開発の基本知識；Ｒｅａｃｔ（Ｎｅｘｔ．ｊｓ）＋Ｄｊａｎｇｏ（Ｐｙｔｈｏｎ）環境の構築
ＶＳＣｏｄｅ＋Ｄｏｃｋｅｒでの開発
フロントエンドとバックエンドのシステム連携の基本）
第２部　Ｗｅｂシステム開発の実践（フロントエンドの実装；バックエンドの実装とフロントエンドとのシステム連携；非同期処理とバッチ処理の実装；データ構造・マスタデータの管理）
第３部　現場で役立つ周辺知識（チームビルディング；設計；Ｇｉｔによるリポジトリ管理）

著者等紹介

佐藤大輔［サトウダイスケ］
株式会社オープントーン代表取締役社長。三井情報開発にてエンジニアとして勤務した後、創業。自身でもプログラミングを行ってきた経験を持ち、プロジェクト立ち上げ・運営から企業経営まで広い視野を持つ

伊東直喜［イトウナオキ］
金融や出版、医療などミッションクリティカルかつ迅速な対応が求められる現場で、エンジニアとして従事。要件定義～設計～プログラミング～テスト～リリース～運用の一連の開発工程や、開発サイクル構築、インフラ構築など、フルスタックエンジニアとして幅広い経験を持つ。特に、チームが最適なパフォーマンスを出せるように、開発サイクルの改善に力を入れている

上野啓二［ウエノケイジ］
紙卸業や健康保険組合向けソフトウェアの開発に従事。教育にも活動の幅を広げ、Ｊａｖａ研修講師も経験。現在は自社サービスの勤怠管理システムの設計からリリース、運用まで一貫して担当する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ななこ]

手を動かしながら2ヶ月近くかかってなんとか読了。Next.jsとDjango REST Framework、MySQL、Dockerを使って一気通貫でフルスタック開発をする本。いままでフロントを中心にやってきてバックエンドをちゃんとやるのは初めてだったのでさすがに重かった。途中脇道にそれてDockerの本を1冊読んでから再度取りかかったりもした。初版第一刷とはいえ誤植が多すぎる気がしたが、まあ大半はすぐに間違いと気づけるものだった。全体としてはとても勉強になったので読んでよかったかな。

2024/02/24

[ジュンジロウ]

非常に勉強になった。フロント、バック、データベースそれぞれにdockerでコンテナを立ち上げたり、それらがどう繋がるかって、どのように実装されるかなど幅広くweb開発のことが学べた。本そのものに関しては、誤字が多かったりサンプルコードが間違えていたりしているが、総合的には大変勉強になったので満足。

2024/02/24

[asasio7]

Next.js、Django、MySQL、Dockerを使用する。 それぞれそんな詳しい説明はなくそのまま実施するとエラーがでがちで解決に苦労するが、フルスタックのさわりとしてはいいと思う。

2025/02/02

[月未知]

「第9章 チームビルディング」への言及のために購入。 Yahoo でフルリモートから出社が必須（月１ぐらいだけど）になったときに、じゃあフルリモートの場合は出社よりもパフォーマンスが悪くなるのか？あたりの話だったと思う。 結果から言えば、プロジェクト内のタスクがうまくオンラインで管理できてればリモートでもオン出社でもどちらでも構わない。

[hiro]

ウェブ開発に必要な技術を一通りハンズオン形式で学べる良書。ただ、コードの細かな解説はないため、既にある程度自走できている人向け。djangoは初めて触ったが、思想はlaravelと同じだなと思った。

2024/03/20