絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み

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絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798177847
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

出版社内容情報

ハードとソフトの世界をつなぐ
OSの根幹となる仕組みを理解しよう

OSにおいて、カーネルとはその名のとおり「核」となるコンポーネントであり、記憶領域やファイルシステムの管理、プロセス制御、スケジューリング、ネットワーキングなど、ハードウェア制御に関わる幅広い機能を担っています。

Webやエンタープライズ、組み込みに至るまで、世界中のあらゆるところで、Linuxを基本OSとするシステムが稼働しています。Linuxはオープンソースソフトウェアであり、誰でも広くアクセスできることがその発展を支える特徴の1つといえるでしょう。しかし、その土台となるカーネルに限ってみても、ソースコードを読み込んで理解するにはあまりにも大規模かつ複雑な存在です。そのため、Linuxカーネルの役割や仕組みを理解している人が少ないのもまた事実なのです。

ソフトウェアの開発・利用において、カーネルのような根幹部分について理解せずにすむのがOSの役割ではあるものの、エンジニアとしてはこうしたシステムの根本的な仕組みを知り、具体的にイメージできることが大きな強みになります。本書では、長くLinuxカーネルを扱ってきた著者陣が、スケジューリングやメモリ管理など古典的なOS機能はもちろん、VMやコンテナ、セキュリティ機能など、より新しい内容も幅広く、多くのイラストを交えて解説します。これまで専門的な知識がなければなかなかアプローチできなかったLinuxカーネルの構造や仕組み、働きについて、さまざまな視点から解説する1冊といえるでしょう。

◆◆◆◆目次◆◆◆◆

第1章 Linuxカーネルの基本
第2章 プロセススケジューラ
第3章 メモリ管理
第4章 ファイルシステム
第5章 ブロックI/O
第6章 デバイスマッパ
第7章 LVM
第8章 ネットワーク
第9章 セキュリティ
第10章 ハイパーバイザと仮想化
第11章 コンテナ型仮想化
第12章 トラブルシューティング/デバッグ概要

内容説明

ソフトウェアの開発・利用において、カーネルのような根幹部分について理解せずにすむのがOSの役割ではあるものの、エンジニアとしてはこうしたシステムの根本的な仕組みを知り、具体的にイメージできることが大きな強みになります。本書では、長くLinuxカーネルを扱ってきた著者陣が、スケジューリングやメモリ管理など古典的なOS機能はもちろん、VMやコンテナ、セキュリティ機能など、より新しい内容も幅広く、多くのイラストを交えて解説します。これまで専門的な知識がなければなかなかアプローチできなかったLinuxカーネルの構造や仕組み、働きについて、さまざまな視点から解説する一冊といえるでしょう。

目次

Linuxカーネルの基本
プロセススケジューラ
メモリ管理
ファイルシステム
ブロックI/O
デバイスマッパ
LVM
ネットワーク
セキュリティ
仮想化(1):ハイパーバイザ
仮想化(2):コンテナ型仮想化
トラブルシューティング、デバッグ概要

著者等紹介

市川正美[イチカワマサミ]
サイバートラスト株式会社のLinuxエンジニア。組み込み向けLinuxディストリビューション開発やCIPプロジェクトのカーネルチームにて活動。最近は大学院にて情報セキュリティを研究している

大岩尚宏[オオイワナオヒロ]
サイバートラスト株式会社のLinuxエンジニア。最近は主に組み込みLinuxにおいて調査、不具合の解析をしている

島本裕志[シマモトヒロシ]
日本電気株式会社で、ネットワークインフラ開発を通じLinuxカーネル開発に関わる。Linuxサーバ上でのリアルタイムシステム構築についてカーネル観点からの支援などを行っている

武内覚[タケウチサトル]
サイボウズにおいてストレージシステムを開発している。かつてはLinux開発者だった

田中隆久[タナカタカヒサ]
サイバートラスト株式会社のLinuxエンジニア。プロジェクトで活用した技術を深堀りしながら、Kubernetes認定資格や第一級陸上特殊無線技士免許を取得するなど技術のアンテナを広げて何か面白いことができないかを考えている

丸山翔平[マルヤマショウヘイ]
サイバートラスト株式会社のエンジニア。組み込み機器やサーバ用セキュリティ製品やBOMの作成・管理・診断システムなどを開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Q

1
絵と豊富なコマンド実行例でLinuxカーネルの使い方を広範囲に紹介する本。決っしてLinuxカーネルの中身を図示してくれる訳ではないことに注意。カーネルの基本動作に焦点をしぼっているのではなく、デバイスマッパなど比較的周辺の話題にも頁を使っている。Linuxの機能でわからない単語に出会ったら手に取るような立ち位置にいる本だと思うので索引がもっと充実していたらなお良いと感じた。2025/01/23

トシタ

1
Linuxカーネルについて、プロセス等の基礎的なところから、コンテナや仮想化技術、トラブルシューティングやデバッグに関して広く説明されていて、入り口として参考になるないようだった。2025/01/05

kosuke1012

0
スケジューラのところをざっくり把握できたのは良かった。それ以外は、この本だけで理解するのはなかなか厳しく思えた。インデックスを作るのに良いと思った。2025/01/04

_ Nambu _

0
「はじめに」に書かれている「Linuxをある程度は使えるようになって、次のステップとしてカーネルについて学習したい」想定読者向けに完全フォーカスした本。ここまでニッチなのも珍しい気がした。「使える」前提なので、コマンドやLinux機能・用語・概念の説明は殆ど無い。また「学習したい」程度であって作りたい訳ではないので深い話はない。その分かなり広い範囲をカバーしている。1要素あたりのページ数は少なく雑誌連載の記事のように読みやすい。Linuxカーネル沼に入るか否かを決めるのにも良いのかも。2025/02/21

mkisono

0
普段Linuxカーネルのことをほとんど意識せずに使っているだけなので、私にとっては学びの多い本でした。「絵で見てわかる」の署名から、もっと平易な内容と想像したのですが、割とガチな本と思いました。2025/02/22

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