社会問題のつくり方―困った世界を直すには?

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社会問題のつくり方―困った世界を直すには?

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  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798174488
  • NDC分類 360
  • Cコード C0036

出版社内容情報

世の中の空気を変えて、社会を動かすんだ!

世の中に存在する、さまざまな不公正で理不尽なシステムやルールたち。
「おかしいな」「いやだな」と思って口に出しても、「それはお前のわがままだ」と怒られる。
でも、それって本当に「わがまま」なんだろうか……?

さまざまな社会理論紹介から、組織づくりや広報活動、ロビイングのHOW TOまで。
個人の「困りごと」を「社会問題」として捉えなおし、世の中を動かすための方法を物語形式で紹介。

中学生から大人まで読める、荻上チキによる初のソーシャルアクション入門。

■著者について
著:荻上チキ(おぎうえちき)
1981年、兵庫県生まれ。評論家、ラジオパーソナリティー。いじめ問題、宗教2世問題、ストーカー規制法改正、薬物報道問題など、幅広いソーシャルアクションに携わる。NPO法人・ストップいじめ!ナビ代表、社会調査支援機構チキラボ代表。ラジオ番組「荻上チキ・Session」(TBSラジオ)メインパーソナリティ。「荻上チキ・Session-22」で、2015年度ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞、2016年度ギャラクシー賞大賞を受賞。著書に『未来を作る権利』(NHKブックス)、『災害支援手帖』(木楽舎)、『いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識』(PHP新書)、『もう一人、誰かを好きになったとき:ポリアモリーのリアル』(新潮社)など多数。 X アカウント : @torakare

イラスト:KOPAKU
Instagram / Youtube / X アカウント: @amber.089 

内容説明

「いやだな」「おかしいな」と思っているあなたへおくる、調べて、伝えて、動かすための物語。対象年齢、中学生から大人まで。

目次

1 気づく(絶望の「仕組み」に気づく;「絶望モード」から「解決モード」へ ほか)
2 つながる(チームを作って、存在を知らせる;ゴールを決めて、旗を掲げる ほか)
3 調べる(「調査」も社会運動だ;数字に広報してもらう ほか)
4 伝える(概念を作る;メディアを理解する ほか)
5 動かす(ロビイングする;政治家とつながる ほか)

著者等紹介

荻上チキ[オギウエチキ]
1981年、兵庫県生まれ。評論家、ラジオパーソナリティー。NPO法人ストップいじめ!ナビ代表、一般社団法人社会調査支援機構チキラボ代表。ラジオ番組「荻上チキ・Session」(TBSラジオ)メインパーソナリティ。「荻上チキ・Session‐22」で、2015年度ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞、2016年度ギャラクシー賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

48
社会問題をどう捉えるか。ここから始めてみよう。そこから、それをどう分析し、どう動きを創っていくのかを端的に書かれている。これは、社会問題の社会の大きさ・範囲をとらえ直すことで、いろいろな範囲・分野でも当てはまること。観察することの重要さを考える。そこから、関わる人を少しずつ辿っていく。関わる人を広げていく。その途中経過を振り返りながら、次のステップにすすむ。階段を一つ上がると、見えてくるものも違う。小さく始めて大きく育てる。2024/02/22

Mc6ρ助

18
言ってることは正しいと思うが、この方法では裏金ドスコイな人々に負けてしまうと(ザイム大臣がダツゼイのお墨付きを与えているのか(えっ、訂正したって!?))爺さまは気が気じゃない。それ自体アッチの土俵で相撲を取ってしまうことでお作法に反することは言うまでもないけれど、負け癖の付いた我々はどこに光明を見出すべきか途方に暮れてしまう。(失われた30年が我々を失うことが日本を失うことと証明するのはいささか寂しい。)2024/02/26

アカショウビン

8
シニシズムでは生きていけない。本書では様々な問題に対して、順を追って何をしたらよいかが整理される。「記者会見を開く」なんてのもある。その具体的アドバイスまである。とりあえずそういう予定はないが。「デモ」の意味についても解説がある。原発事故の時、「デモに参加したらクビだ」なんて冗談みたいなことも聞いたが、やはりまだまだ身近にない。しかし戦争や虐殺を黙認して、どういう未来を描いていいのか分からない。民主主義の旗色は甚だ良くないが、他に手は今のところない。ロビイング、法案をつくる!このワクワク感を大切にしたい。2024/06/22

Mayuko Kamiwada

8
疑問に思っても、そういう社会だからしょうがない。みんな、同じ条件で我慢しているのだから自分もしょうがないと思わないといけない。そう考えていた。ただその当たり前に慣れる必要はないことを教えてくれた。自分だけではなく、自分と同じように不満を抱えているかもしれないと考えたことがなかった。声をあげることを恥ずかしく思わずに調べて行動することが大切だと書かれていた。仲間を集い、声を出すことで解決ことができるかもしれない。諦めることに慣れないで社会がいい方向に変えていく一歩を踏み出していきたいと思った。2024/03/08

しげ

7
まるでシンプルなレシピ本のように「わたしたちが社会を変えるための具体的な手順」がわかりやすく示されていて、よかったです。わたしたちはきっと無力ではない。2024/11/30

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