中の人は駐在さん―ツイッター警部が明かすプロモーション術

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中の人は駐在さん―ツイッター警部が明かすプロモーション術

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798170657
  • NDC分類 675
  • Cコード C2034

出版社内容情報

「みかんの汁がズボンに落ちました…」でフォロワー数急増!

警視庁ツイッター公式アカウント初代中の人が語る型破りな手法



著者は警視庁として初めてとなるTwitterの公式アカウント開設を提案。

その後中の人としてTwitterの運営を担当します。

本書は、その著者のプロモーション術を具体的なエピソードをもとに紹介します。



●本書で紹介する主なエピソード

・警視庁として初めてとなるTwitterの公式アカウント開設を提案、

 警視総監までプレゼンを行う



・アカウント開設時に起案した運用ポリシーが後に開設される

 警視庁公式アカウント群のひな形となる



・「みかんの汁がズボンに落ちました…」など、最近のうっかり体験や、

 3時のおやつのお茶請けなどほっこりした日常をつぶやきフォロワー数急増



・踊り手のめろちんさんが「ピーポくんのうた」に振り付けをしたとのツイートに

 すかさず反応しコラボ企画を発動。

 警視庁カラーガード隊が警視庁本部庁舎屋上ヘリポートで

 めろちんさん振り付けのダンスを踊る動画を制作



・ニコニコ超会議に警察として初めて出展し機動隊の指揮官車を持ち込み

 DJポリスの実演を行い多数のメディアに取り上げられる



・メール配信サービス「メールけいしちょう」のシステムを警視庁として

 初めてオンプレミスからクラウドに移行させ、

 大幅な経費縮減に貢献



・YouTubeに公式チャンネルを開設し、TwitterとYouTubeを連携させた公開捜査を実現



・特殊詐欺被害防止啓発のため飛び込み営業により

 アニメ「けものフレンズ」とのコラボを実現し話題となる



・ハッシュタグ「#振り込め詐欺新名称」を使い、振り込め詐欺の新名称を募集



【目次】

第1章 初めてのツイッター

第2章 役所こそやわらかく

第3章 激変の日々

第4章 反響を呼んだキャンペーン

第5章 ツイッターについて思うこと

内容説明

特殊詐欺被害防止啓発のためアニメ『けものフレンズ』とのコラボを実現。ユーチューブの公式チャンネルにて公開捜査を実現。ツイッターで振り込め詐欺の新名称を募集。ニコニコ超会議に警察として初めて出展し、DJポリスを実演。警視庁ツイッター公式アカウント初代中の人が語る型破りな手法。

目次

第1章 初めてのツイッター(なぜツイッター?;「犯罪抑止対策本部勤務を命ずる」 ほか)
第2章 役所こそやわらかく(事前決裁;お手製botとの格闘 ほか)
第3章 激変の日々(まさかの運用が停止に!;ルールは作れる ほか)
第4章 反響を読んだキャンペーン(ツイッターで振り込め詐欺新名称募集;総監突撃 ほか)
第5章 ツイッターについて思うこと(ツイッターは中村のメディアだ;ネガティブな意見をポジティブに変換 ほか)

著者等紹介

中村健児[ナカムラケンジ]
合同会社フォルクローレ代表。株式会社ゼクトサイバー解析対策チーム隊長兼経営企画室長。一般社団法人日本イベント協会イベント総合研究所上級研究員。1964年、東京都生まれ。高校卒業と同時に警視庁に入庁。交番勤務から始まり白バイに乗務する傍ら通信制で中央大学法学部を卒業、27歳の最年少で警部補に昇任。警部補昇任後は、機動隊や警護課(いわゆるSP)で警備警察に携わり、その後、警察署でヤミ金や知的財産権侵害事犯の取締りに従事する。その過程で全国で初めてヤフーオークション詐欺事件の犯人を検挙したほか、多数の不正アクセス事件の捜査を担当する。その実績が認められ、ハイテク犯罪対策総合センター(現サイバー犯罪対策課)に異動となり、サイバー犯罪捜査と各警察署への捜査指導にあたる。同所属で警部に昇任。警部昇任後は、東京都に派遣となり主に児童虐待防止の広報啓発活動を担当して、秋葉原に全国からローカルヒーローを招聘した大規模なイベントを企画・実施した。このイベントを契機として前記イベント総合研究所が発行する論文集にイベントおよびコミュニケーションに関する学術論文を寄稿。東京都から警視庁に帰任後、犯罪抑止対策本部で警視庁初のツイッター公式アカウントを開設し、初代中の人を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

65
面白い切り口でした。警視庁でTwitterを始める、今でこそ公式Twitterが当然になりましたが、初めて、の際の気苦労を思います。以下メモ。Twitter開設者=個人的な発言を許された初めての警察官。「何かあったらどうする」との戦い。批判には、Twitterを使わなくても出てくるし悪意の総量が増えるわけではなく、逆にメディアに露出すると前向きに捉える。絶対的な、事前決裁との戦い。公式で、個人的なことを喋らせるな、という声。警官のネーミングセンスには懐疑的に。担当者を信じて任せる、責任は個人に負わせない。2023/12/23

Kentaro

27
日本での公開捜査というと、テレビ番組の中で犯人に関する情報を流し、視聴者に情報提供を求めるものが思い出される。これはテレビ局の企画に応じて警察が情報を提供しているもので、いわば消極的な公開捜査だ。著者がやりたかったのは警察が自ら積極的に犯人に関する情報を発信して、SNSでの拡散と市民の目で犯人を追い詰めていく公開捜査だった。具体的には、ユーチューブで犯人が写っている動画や写真を公開して、それを犯罪抑止対策本部のツイッターでも紹介するというもの。 犯人が少年であった場合、少年法の目的に反する可能性がある。2023/12/04

宇宙猫

19
★★★ 警視庁で初めて広報でTwitterを利用した時の苦労話。新しいことを始めるには理解のある上司が必須みたい。2022/02/22

ノンケ女医長

13
何か新しいことを始めようとすると、行政組織は煙たがる。どんなに良質な行政サービスで、防犯や安全な情報の提供ツールだったとしても。今でこそ、何十万人のフォロワーがいる巨大アカウントになったが、その創始者の労苦が詰まった、貴重な警察資料。「振り込め詐欺」の新名称が決まった経過を読み、愕然とした(106頁)。他部署からの冷たい視線を、何度も浴びたに違いない。警視庁を去った著者は、「誰にもほめてもらえませんでした」と、無念さを吐露している(45頁)。大きな仕事を成し遂げた人物を、警察は高く評価すべきであった。2023/02/18

ぽけっとももんが

11
Twitterの運用を始めるまでには、警視総監の決裁が必要だった。運用ポリシーも定め、アカウントのIDも後に続く(であろう)警視庁アカウントに統一性を持たせるのを前提に決める。先駆者とは大変な苦労をしている。とはいえ愚痴混じりでも「中の人」、楽しそうだ。誤爆しても内側から足を引っ張られても負けない。企業公式Twitterは結果を求められがちだけど、これは固い土を耕す耕運機である。いつか豊作になる日のために地道に活動をするのである。身にしみるなぁ。2021/10/05

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