出版社内容情報
さまざまなWebを構成する重要な要素「API」
使いやすく拡張性に富み、堅牢なAPIの設計指南書
【本書の内容】
本書は
Arnaud Lauret
目次
第1部 APIデザインの基礎(APIデザインとは何か;ユーザーを意識したAPIを設計する;プログラミングインターフェイスを設計する;API記述フォーマットを使ってAPIを記述する)
第2部 ユーザブルなAPIの設計(単純明快なAPIを設計する;予測可能なAPIを設計する;うまく整理された簡潔なAPIを設計する)
第3部 コンテキストに応じたAPIデザイン(セキュアなAPIを設計する;APIの設計を進化させる;ネットワーク効率のよいAPIを設計する;コンテキストに基づいてAPIを設計する;APIを文書化する;API成長させる)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
閑居
11
Web APIの”設計”の入門書。具体的な事例を挙げて、設計の流れを豊富な図とコードで解説。API の設計者と利用者 の双方の視点を踏まえつつ、APIライフサイクルを通じて発生するタスクを具体的に説明。特に、APIの変更容易性を実現するアーキテクチャに関する検討は、実務的視点に富んでおり、一見の価値有。2021/05/21
iwtn_
3
タイトルの通りの内容が、包括的に記述されている良書。手法としてはRESTを中心にしているが、GraphQLやgRPCにも言及している。文書化の重要性も説いており、WebAPIとしてサービスを設計するのであれば、読んでおいて間違いのない本。 あるサービスは社会の一部であり、他のサービスと連携することによって、更に力を発揮できる。そして人間だけでなく、コンピュータによって連携できるようになることが、昨今よく言われるDXだと思う。民間のサービスだけでなく行政なんかもWebAPIを作っていくようになって欲しい。2021/12/30
kota
2
ここ数ヶ月本書と格闘していたのだが、Web APIを設計開発しない者にとってはオーバースペックだったということにしておく。RESTfulに関する解説があったのはよかった。だだ、このテキスト情報だけでは理解するのは難しかった。次に理解を深めたいのは、本書でも触れられている認可フレームワークであるOAuth。また長い戦いになりそうだ。2024/09/24
ミ酉
1
なんだかんだ買ってから一年くらいかかってしまったがようやく読了。API設計の基礎が一本にまとまっていて、非常にわかりやすい。アプリエラーをステータスコード200で返すような現場に一冊。2021/11/21
Tmont
0
当たり前のことしか書いていない。2025/05/23