目次
第1部 役割分担(要件定義におけるNGワード「現行機能の網羅・踏襲」について考える;カスタマイズ要件で定義されない機能は現行通り?;このシステムは完成したのか?自分で見分けられないユーザ ほか)
第2部 信頼関係(ベンダに期待だけさせて裏切ったユーザ;勝手に値引きを期待していたユーザ;「契約確実」という言葉は信義則違反? ほか)
第3部 他の注視すべきIT紛争(開発に失敗したらパッケージソフトの代金も返してもらえる?;人工知能時代の権利争い;企業のドメインを巡るトラブル―名前を含むドメインの買い取りを要求されたら? ほか)
著者等紹介
細川義洋[ホソカワヨシヒロ]
ITプロセスコンサルタント。東京地方裁判所民事調停委員IT専門委員。1964年神奈川県横浜市生まれ。立教大学経済学部経済学科卒。大学を卒業後、日本電気ソフトウェア(株)(現NECソリューションイノベータ(株))にて金融業向け情報システム及びネットワークシステムの開発・運用に従事した後、2005年より2012年まで日本アイ・ビー・エム株式会社にてシステム開発・運用の品質向上を中心にITベンダ及びITユーザ企業に対するプロセス改善コンサルティング業務を行う。現在は、東京地方裁判所でIT開発に関わる法的紛争の解決を支援した経験をもとに、それらに関する著述も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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