出版社内容情報
切って、折って、組み立てて
作る時間をじっくり楽しむ、花と植物のポップアップカード集
カードを開くと共に、平面から立体になり
動きながら広がってゆくポップアップの世界。
ポップアップアーティスト兼ペーパーエンジニア 武田裕美が設計する
花と植物のポップアップカードが本になりました。
この本ではポップアップ作りの入門書として
基本のしかけや見せ方・作り方を紹介するとともに
巻末に全11作品の台紙と型紙を収録。
ハサミやノリなどの道具を用意するだけで
自宅で作品作りが楽しめます。
絵本やメッセージカードなどでポップアップに触れてはいたけれど
まだ作ったことがない方や、一度作ってみたかった方
また、手先を動かすリハビリなどにもおすすめです。
収録したカードのサイズは大小2種類。
大サイズ(200mm×155mm)は洋2封筒に
小サイズ(120mm×90mm)は名刺サイズの封筒に入る大きさなので
市販の封筒に入れて贈ってみるのもよいかもしれません。
作って、眺めて、飾って。
繊細に手描きされたモチーフと計算された動きによる
子ども用とは少し違ったポップアップの魅力を感じながら
自分と紙だけになれる時間を堪能してください。
<担当編集からのメッセージ>
収録作品のモチーフ選びから、しかけの設計まで
作る人と見る人、贈られる人の視点を考えて細やかに作られた作品の数々。
複雑で難しそうに見えますが
ペーパークラフト初心者の私が作っても簡単。
10~15分ほどで作ることができます。
<著者プロフィール>
武田 裕美(Hiromi Takeda)
平面から立体、立体から平面に戻る間にのみ具現化される
ポップアップ特有の表現に魅せられ、独学で研究すること十余年。
植物、ことに花が咲きゆく時間や情景を表現した作品の制作販売と並行し、
ペーパーエンジニアとして企業などの依頼を受け型紙設計なども行う。
2016年The Movable Book Society(アメリカ)主催、
「メッゲンドルファーアーティストブック部門」ファイナリスト。
内容説明
真っ平らな紙を開くと掌で別世界が生まれる驚きと、それが自分の手によって消え、再び真っ平らに戻る儚さを併せ持つポップアップ。“高さ・幅・奥行”という三次元空間に、“時間”を加えた四次元の世界を表現しながら、さまざまな花が開く様子をポップアップカードに込めました。花や植物が持つ姿や仕草の特徴を感じて、ぜひ切って、折って、組み立ててみてください。心と時間を込めて作りたい、全11作品。
目次
ポップアップが表すもの
ポップアップの基本のしかけ
ポップアップの見せ方
ポップアップができるまで
基本の道具
組み立てのポイント
椿のカードを作る
この本の使い方
椿 Camellia
スズラン Lily of the valley〔ほか〕
著者等紹介
武田裕美[タケダヒロミ]
平面から立体、立体から平面に戻る間にのみ具現化されるポップアップ特有の表現に魅せられ、独学で研究すること十余年。植物、ことに花が咲きゆく時間や情景を表現した作品の制作販売と並行し、ペーパーエンジニアとして企業などの依頼を受け型紙設計なども行う。2016年The Movable Book Society(アメリカ)主催、「メッゲンドルファーアーティストブック部門」ファイナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。