出版社内容情報
micro:bitではじめる、新しい時代のモノづくり。
micro:bitは、イギリス生まれの低価格な教育用マイコンボードとして注目を集めています。小学校でのプログラミング教育必修化等の流れを受け、子どもたちがプログラミングと出会う機会は今、広がりを見せています。パソコンの画面上で動くゲームやアプリをつくったことがある人もいるでしょう。
プログラミングで、micro:bitを使った「モノづくり」をしよう!というのが、この本のテーマです。友達と盛り上がるゲーム、お家を彩るアート、生活に役立つ便利ツール…といった、手づくり工作を15作品紹介しています。使うのは、お菓子の箱やペットボトルなどの身近な素材だけ。ハンドメイドの作品を、自分が書いたプログラミングで動かす…新しい時代のクリエイティブ活動を、micro:bitではじめてみませんか?
micro:bitをやってみたいけれど、プログラミング自体が初めて……という人でも大丈夫! 本書を読み進めれば、micro:bitの遊び方と、プログラミングの基本が遊びながら理解できます。
この本を書いたのは、ハンドメイドと「かわいい電子工作」づくりが好きなギークお母さん・石井モルナさん。Scratchとmicro:bitをつなげてあそぶ方法は、阿部和広先生が書きました。目指せ、未来の発明家!
【micro:bitとは?】
BBC micro:bitは、イギリスの国営放送局であるBBCが教育目的で開発した、プログラミングして操る小さなコンピューター。カードサイズの小さなボードに、25個のLED、2個のボタンスイッチのほか、加速度センサー、明るさセンサー、地磁気センサー、温度センサー、無線通信機能等を搭載しています。プログラミングは、パソコンのブラウザ上でカラフルなブロックを重ねて行うもので、プログラミングが全く初めてという方でも簡単に操作できます。特別なソフトのインストール等も必要ありません。2,160円(税込)というお手頃価格が魅力。日本での代理店(株)スイッチエデュケーションが取り扱う、豊富な拡張モジュールと組み合わせて遊ぶのも楽しいです。
【対象読者】
小学校5年生以上?
0 準備をしよう
・micro:bitってなんだ?
・使うモノを用意しよう!
・LEDを光らせてみよう!
・注意しておきたいこと
・本書の使い方
1 ゲームであそぼう
1-1 コロコロサイコロ
1-2 ○×ゲーム盛り上げ棒
1-3 角度あてゲーム
1-4 玉転がし
1-5 スロットマシン
2 アートを楽しもう
2-1 どうぶつビット
2-2 クリップビット
2-3 バースデーキャンドル
2-4 シーソーギター
2-5 魔法のサウンドステッキ
3 便利ツールをつくろう
3-1 ぼうけんウォッチ
3-2 ハミガキタイマー
3-3 冷蔵庫の見張り番エコビット
3-4 侵入者アラーム
3-5 ツウデンテスター
4 Scratchと連携させよう
4-1 リンゴキャッチゲーム
石井 モルナ[イシイ モルナ]
著・文・その他
阿部 和広[アベ カズヒロ]
著・文・その他
内容説明
micro:bitは、イギリス生まれの小さなコンピューター。リアルなモノの状態をセンサーで調べたり、LEDを好きな模様に光らせたり、音楽を鳴らせたり、通信もできる、無限のアイデアを形にできる楽しいコンピューターです。PCの画面上で動くゲームやアプリをプログラミングするのも楽しいけれど、この本で紹介するのは、このmicro:bitを使った「モノづくり」。友達と盛り上がるゲーム、お家を彩るアート、生活に役立つ便利ツール…といった、手づくり工作を15作品紹介しています。使うのは、お菓子の箱やペットボトルなどの身近な素材だけ。ハンドメイドの作品を、自分が書いたプログラミングで動かす…どんなものをつくろうか、考えただけでワクワクしてきますね。micro:bitをやってみたいけれど、プログラミング自体がはじめて…という人でも大丈夫!本書を読み進めれば、micro:bitの遊び方と、プログラミングの基本が遊びながら理解できます。目指せ、未来の発明家!
目次
0 準備しよう
1 ゲームであそぼう(コロコロサイコロ;○×ゲーム盛り上げ棒;角度あてゲーム ほか)
2 アートを楽しもう(どうぶつビット;クリップビット;バースデーキャンドル ほか)
3 便利ツールをつくろう(ぼうけんウォッチ;ハミガキタイマー;冷蔵庫の見張り番エコビット ほか)
4 Scratchと連携させよう(リンゴキャッチゲーム)
著者等紹介
石井モルナ[イシイモルナ]
4年制大学卒業後、半導体メーカーに就職し講師として5年ほど勤務。出産退職後、子どもが小学校入学のタイミングで仕事を再開。その後様々な職種を経て、現在はフリーで組み込み系の講師、テクニカルライターとして雑誌や書籍の執筆、ワークショップの開催などで生計を立てている
阿部和広[アベカズヒロ]
1987年より一貫してオブジェクト指向言語Smalltalkの研究開発に従事。パソコンの父として知られSmalltalkの開発者であるアラン・ケイ博士の指導を2001年から受ける。Squeak EtoysとScratchの日本語版を担当。近年は子供と教員向け講習会を多数開催。OLPC($100 laptop)計画にも参加。多摩美術大学研究員、東京学芸大学・武蔵大学非常勤講師、サイバー大学客員教授を経て、青山学院大学客員教授、津田塾大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。