出版社内容情報
仮想化の雄「VMware」の自動操作実現のためのノウハウ本登場!現場のエンジニアが楽になる知られざるテクニックを紹介
VMware vSphereはハイパーバイザ(仮想化基盤)と仮想マシンを管理するための多彩な機能を備えています。これらはGUIによる操作も可能ですが、vSphereはユーザーに対して多数のプログラマブルインターフェイスも提供しています。コマンドライン操作を実現するvCLI、スクリプティングインターフェイスとなるPower CLI、ワークフローによる操作の定義が可能なvCenter Orchestratorなど、これらを使うことで仮想化基盤の管理業務は高いレベルの自動化が可能になるでしょう。
本書は、今までVMwareに習熟したエンジニアには知られていた外部操作インターフェイスの概略を紹介し、その使いこなし術を紹介します。実用例付きの具体的な操作解説を行うほか、新しいvSphereの自動化機能の動向についても紹介します。仮想化システムの管理がインフラ技術の核になりつつある現在、賢い/効率の良い運用を実現するためのさまざまなノウハウを紹介します。
第1章 vSphere自動化機能の全体像
第2章 vCLI - ESXiのコマンドラインインターフェイス
第3章 VMware vSphere Management Assistant
第4章 PowerCLI - Windows PowerShellの利用
第5章 PowerCLIスクリプティングガイド
第6章 vCenter Orchestrator
第7章 vCO導入と基本操作
第8章 vCO活用ガイド
第9章 vShpereの新しい自動化機能
内容説明
そのオペレーションは自動化できる!VMware vSphereが持つ数々の自動化機能で運用を一括整理。オペレーションのバッチ処理化や定期実行を通じて仮想化基盤の管理/運用をスマートに変えていきます。VMwareの最新技術動向も紹介!
目次
第1章 VMwareの自動化戦略と製品群
第2章 vCLI―ESXiのコマンドラインインターフェイス
第3章 vMA―vSphere Management Assistant
第4章 PowerCLI―Windows PowerShellの利用
第5章 PowerCLIスクリプト
第6章 vCenter Orchestratorの概要とアーキテクチャ
第7章 vCOのインストールと基本操作
第8章 vCOの実習
第9章 vCloud Automation Centerを用いたクラウドサービスの提供
著者等紹介
白山貴之[シロヤマタカユキ]
ソフトバンクコマース&サービス株式会社所属。VMware vExpert。仮想化製品他技術支援に従事
加藤学[カトウマナブ]
ソフトバンクコマース&サービス株式会社所属。数多くのSIerやユーザー企業で、プログラミングからインフラデザイン、プロジェクトマネジメントを経験。現在は、ソフトバンクコマース&サービス株式会社にて、ヴイエムウェア社製品を中心に、パートナー企業へ向けた技術支援を行っている。VMware vExpert。他にも、新しく日本国内へ投入される海外スタートアップの技術評価などの業務にも従事
清水亮夫[シミズアキオ]
ニュータニックス・ジャパン合同会社所属。vExpert2012‐2014。大手SIer勤務を経て、現在はスケールアウト型のサーバ・ストレージが一体化した仮想化専用のインフラストラクチャのプリセールスに従事している
桂島航[カツラシマワタル]
ヴイエムウェア株式会社所属。NEC入社後、日本と米国を拠点として仮想化技術の研究およびプロダクトマネジメントを歴任、その後、デル株式会社にてエバンジェリストとして活動。現在はヴイエムウェア株式会社のクラウドインフラおよび管理製品群の製品マーケティング責任者を務める。寄稿・講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。