内容説明
日本企業がグローバルで生き残る“5つの進化論”を“各業界のケーススタディ”と“方法論”で解説。
目次
第1部 日本企業の進化の背景と方向性(デジタル化とグローバル化の脅威;ASEAN/新・新興国戦略の進化;ビジネスモデルの進化;生態系(エコシステム)の進化
価値設計の進化
オペレーションの進化)
第2部 各業界における日本企業の進化論(ハイテク業界のサービス化における進化論;通信業界のフォーマッター化における進化論;製造業界の体質革新における進化論;消費財業界の民主化における進化論;製薬業界の高度管理化における進化論;金融業界のグローバル化における進化論;社会インフラ業界の輸出型産業としての進化論)
第3部 日本企業の進化のための実践方法論(M&Aの実践方法論;イノベーションを実践する組織論;グローバルガバナンスの実践方法論;ビッグデータ活用という実践方法論;リスク管理の実践方法論;企業変革手法と次世代リーダーシップ育成)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Atsushi Hashimoto
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★★★☆☆ グローバル化、IT技術の向上によって企業を取り巻く環境が大きく変化している。そのような環境下で日本企業が生き残るための方法を考えさせられる一冊です。様々なケーススタディーがあり、幅広くものごとを考えさせられるが、各章ごとに著者が異なるため、章によっての内容の深さ、分かりやすさなどの度合いがばらついています。従いまして、一冊の本としての一貫性が多少なり欠けているように感じました。「金融業界のグローバル化における進化論」の章は非常に面白かったです。2015/02/23
Yutaro Hosokawa
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日本企業が置かれている環境、業界別の事情が一冊にして把握できる。2014/08/17
レーモン
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企業は業績をあげ続けなければならない。これが企業の最大の目的を考えれば、この本の内容は容易に受け入れることが可能だと思います。ただし、ある程度の道筋であって、この道筋を辿れば必ず成功し続けることができるということではない。その企業に適合した戦略でなければならないのです。そう考えると、5つの進化ではなく、変化と考える必要があると思いました。答えのない時代だからこそ、将来と現在を相互に考え、問題発見をし、解決し続けることで適正な変化をすることが重要になってくるのです。2014/06/14
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