内容説明
本書は、新人の時期、社内の動きが理解できた時期、担当業務ができた時期、役職を目指す時期。それぞれの時期に行う業務のノウハウとポイントをやさしく解説。連結会計やM&A、IFRSなど、近年注目されている会計用語についても解説しているので、辞書代わりに繰り返しご活用いただくこともお勧めです。知識ゼロでも3年後に同期と差がつくこと間違いなし!
目次
第1章 経理の仕事の基礎について学んでおこう!
第2章 日々の業務を身につけよう!
第3章 会計の基礎を理解して決算にチャレンジ!
第4章 専門分野を作っていこう!
第5章 経営管理について学んでいこう!
第6章 経理の仕事を極めよう!
第7章 会計プロフェッショナルの世界を知ろう!
著者等紹介
小島孝子[コジマタカコ]
神奈川県出身。税理士。(株)日本会計支援センター取締役。早稲田大学卒業後、会計事務所、大手レコード会社の経理部に勤務。その後、小島孝子税理士事務所を設立し、現職に至る。税理士業務のほかに、大手税理士受験対策校の講師として、多くの受験生を合格に導く。税理士消費税法の試験対策本など著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベイ
8
他の経理業務本よりも踏み込んだことが書いてあった1冊。 段階を踏んで書かれているので、目指すべきところがわかりやすく全体像もつかむことが出来た。2017/11/29
もりけい
4
社内には必ず経理部門があるにもかかわらず、経理の言葉は独特であり何をやっているのか知らないでいました。会社としての位置づけや経理の目的を知ることができます。2015/01/31
もりー
3
経理担当者のための入門書。ただし、借方・貸方の説明を始めとした簿記の指南書ではなく、実務でどのような手続きを行うのかといった内容が中心の一冊。経理係レベルから、管理職・専門職レベルが担当するような内容が概観できる。個人的には、普段あまり扱わない小切手や手形、労務、税務に関する大まかな内容が掴めたのが良かった。そして最後の、経理担当者には専門知識に加え、情報を上手く扱うためのコミュニケーションも大切であるとの言葉を肝に銘じる。2018/03/03
とりもも
2
以前に読んだ本をKindleで再読。仕事で関わりがあった人が、M&Aの業界ながらよく経理実務のことわかってるなと思い、改めて読んでみた。企業の業績を本当に細かく分析するのであれば、決算書を作成する元となる個別のデータまで遡ってデータを見に行く必要がある。この点では改めて基本的な経理実務はもちろん、販売管理データや在庫管理データなど、企業内にどのようなデータがあり、それが今後の業績にどう影響を及ぼすのか理解できると良いと感じた。実際の業務できっかけがあるの簿記を勉強するモチベにもなる。2019/08/24
かわ
2
はじめにも記載されているが、実際に経理の業務に携わっている人向けの内容だと思いました。見開きでまとめられているため、手元に置いてたまに確認する、といった使い方ができるのではないかと思いました。 ただ私は簿記の知識が少々あるのと会計システムに少し関わったことがある程度ですので、わかりにくい部分が多々ありました。今後経理に関わる業務を行うときにそういえばそんなこと書いてあったな、くらいに思い出せればいいなと思います。2015/12/20