Harvard business school press<br> ストラテジック・イノベーション―戦略的イノベーターに捧げる10の提言

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Harvard business school press
ストラテジック・イノベーション―戦略的イノベーターに捧げる10の提言

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784798132303
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

内容説明

既存事業のDNAを活かしながら先例のない事業の実現性を試す―大規模な組織構成とリーダーシップの改編。新たなビジネスモデルを探り、爆発的な成長へと導く10のルール。

目次

序章 戦略的イノベーションとは何か?
第1章 なぜ大企業はイノベーションに失敗するのか?
第2章 なぜ組織は成功を忘れられないのか?―忘却の課題
第3章 忘れるための組織変革―忘却の課題
第4章 なぜニューコはコアコと対立するのか?―借用の課題
第5章 対立を前向きな力に変えるために―借用の課題
第6章 なぜ経験から学ぶことが難しいのか?―学習の課題
第7章 学びの壁‐過剰な期待や積極性―学習の課題
第8章 学びの壁‐合理性・鼓舞・勤勉さ―学習の課題
第9章 理論型計画法(TFP)で金鉱を掘り当てよう
第10章 戦略的実験事業を成功させる一〇のルール

著者等紹介

ゴビンダラジャン,ビジャイ[ゴビンダラジャン,ビジャイ] [Govindarajan,Vijay]
ハーバード・ビジネススクールでMBAと博士号を取得。現在は、ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネス、アールC・ドーム1924教授。世界有数の戦略とイノベーションの大家の一人。フォーチュン500社の25%以上の企業をコンサルティングし、2011年には、世界に最も影響力を与えたビジネス思想の権威50人を選出する「Thinkers50」の第3位に堂々ランクイン

トリンブル,クリス[トリンブル,クリス] [Trimble,Chris]
ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスでMBAを取得後、現在は同ビジネススクールで教鞭をとる

三谷宏治[ミタニコウジ]
K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院主任教授。早稲田ビジネススクール・グロービス経営大学院客員教授。専門は経営・事業戦略、CRM、発想法、意思決定法、共育論。東京大学理学部物理学科卒業、INSEAD MBA修了。ボストンコンサルティンググループ勤務ののち、アクセンチュア勤務。2003~2006年にはアクセンチュア戦略グループの統括を務める。現在、社会人教育の他、大学・高校・中学・小学校での子ども・保護者・教員向け教育を中心に活動中。永平寺ふるさと大使、放課後NPOアフタースクール、NPO法人3keys理事

酒井泰介[サカイタイスケ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

645TJC

12
ある程度規模のある企業において新規事業開発に携わる方にはバイブルとなるであろう本。新規事業開発の意味と成功への要諦が網羅されていると感じる。私は過去に新規事業開発に携わり、失敗という良い経験をさせてもらったが、なぜ結果が伴わなかったのか、その理由が明確に理解できた。事前に読んでいたら結果は異なっていたのかもしれないが、失敗があるからこそ深く理解できるのかもしれない。読んでよかった。2016/05/08

げん

3
大企業ではイノベーションを起こしにくい、という定説に対して、大企業でイノベーションを起こすための戦略がシンプルに述べられている。忘却、借用、学習。この3つの課題に真摯に取り組むこと。実践は難しいが、信じて取り組む価値はある。2014/07/27

vintage like

2
本書は、戦略的ノベーションに失敗する理由、成功するための組織づくり、実行方法に関するものである。大企業から新たに新規事業を興すために必要な要素が網羅されている。内容は具体的であり、チェックリストレベルまで落とし込まれている。イノベーションのジレンマでクリステンセンが述べた重量型組織や、組織の切り分けなど、本書でその深さクリステンセンの本に感銘を受けた人に是非読んで欲しい一冊。2016/04/16

こひた

2
忘却、借用、学習2015/12/25

すすきみみずく

1
大企業でどうやってイノベーション(新規事業)を起こすか?大企業が本気で新規事業を育てたいと思うなら、イノベーションのジレンマに陥らぬようにこれまでの成功パターンや常識・経験を「忘却」しつつ、既存組織とのシナジー追及はこれぞという1~2個に絞り「借用」し、積極的で柔軟な試行錯誤をし続ける「学習」を繰り返すことが不可欠。言うならば、新規事業は、親会社からお金だけ借用して親会社から既存概念で口出しされないようにオフィスを離し、人も新たに採用。既存会計システムも使わず計画予測と結果の分析・戦略を修正し続けること。2016/03/03

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