内容説明
昨今、エンタープライズ環境の仮想化が進み、仮想基盤におけるリソースの有効活用や高可用性の実現などの必要性が高まってきています。そのニーズに応えるのが、VMware vSphereのクラスタ技術です。本書ではvSphere HAやDRS、ストレージDRSなどについて、その動作原理、アーキテクチャ、設計指針や実装時の注意点などを、詳しく、丁寧に解説しています。設定手順の羅列ではなく、その設定が必要となる背景や挙動などを動作原理にまで踏み込んで解説しています。
目次
vSphere High Availabilityの概要
High Availabilityのコンポーネント
基本概念
仮想マシンの再起動
HAの可用性の追加(ネットワークの冗長性)
アドミッションコントロール
仮想マシンとアプリケーションの監視
統合
まとめ
vSphere DRSの概要〔ほか〕
著者等紹介
エッピング,ダンカン[エッピング,ダンカン] [Epping,Duncan]
ヴイエムウェアのテクニカルマーケティング部門に勤務するプリンシパル・アーキテクト。専門領域はvSphere HAとvCloudインフラストラクチャーのアーキテクチャー。最初期にVMware Certified Design Experts(VCDX)認定を取得(VCDX007)。世界中で最も人気のあるVMwareや仮想化技術を扱ったブログ、Yellow‐Bricks.comを運営している
デンネマン,フランク[デンネマン,フランク] [Denneman,Frank]
ヴイエムウェアのテクニカルマーケティング部門に勤務するシニア・アーキテクト。専門は、vSphere DRS、ストレージDRS、vMotion、ストレージvMotionなどのリソース管理やダウンタイム回避のための技術。早期にVMware Certified Design Experts(VCDX)認定を取得(VCDX029)。FrankDenneman.nlを運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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