Object Oriented SELECTION Clas<br> 組織パターン―チームの成長によりアジャイルソフトウェア開発の変革を促す

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Object Oriented SELECTION Clas
組織パターン―チームの成長によりアジャイルソフトウェア開発の変革を促す

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  • サイズ B5判/ページ数 406p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784798128443
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

内容説明

「プロセスが答えではないのなら、どこに答えがあるのだろう?」組織構造とロールの関係に着目し、優れたソフトウェアを効率的に次々と生み出す実例を究明。クリストファー・アレグザンダーのパターンの思想を、ソフトウェア開発に昇華させ結実させたパターン言語に集約。ソフトウェア開発というダイナミックな営みを行う我々にとっての道しるべとなる一冊。

目次

第1部 歴史と導入(パターンと組織パターンの概要;パターンの登場;本書の使い方)
第2部 パターン言語(組織デザインパターン;組織構築パターン)
第3部 基礎と歴史(組織の原則;人類学的基礎)
第4部 ケーススタディ(ボーランドのQuattro Pro for Windows;超生産的な電気通信開発チーム)

著者等紹介

コプリエン,ジム[コプリエン,ジム] [Coplien,James O.]
ソフトウェアアーキテクチャおよびアジャイルのコンサルタントであり、著述家である。プログラミングやアーキテクチャから、民族学や組織デザインまで幅広い分野で活動を行っている。ソフトウェアパターン学派と組織パターンの創設者

ハリソン,ニール[ハリソン,ニール] [Harrison,Neil B.]
ユタ州オレムのユタ・バレー大学でコンピューター・サイエンスの准教授を務めている。以前はアバヤ・ラボの特別技術員であった。そこでソフトウェア開発チームを率いて、コミュニケーションソフトウェアを開発した。著作は数多く、ソフトウェアアーキテクチャからソフトウェアパターン、効率的な組織、アジャイルソフトウェアやソフトウェアテストに及ぶ。パターン・シェファーディングについての第一人者として知られており、パターンカンファレンス(PLoP)のシェファーディング賞は彼にちなんで名付けられている

和智右桂[ワチユウケイ]
グロースエクスパートナーズ株式会社ITアーキテクト。普段は受託開発のプロジェクトリーダーを務めている。顧客のビジネスの成長に寄り添い、促すようなシステム開発を目指しつつ、現場の難しさに苦労する日々を送る。一方で、設計手法や開発プロセスに関する著作を読みつつ、自分の体験を踏まえて言語化する作業を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

disktnk

5
様々な成功事例・失敗事例から判明したコミュニケーションパターンを、組織の構造・設計・発展に分けて、実例を交えながら解説していく流れ。分類やその粒度はしっくりこないものの、失敗をどう乗り越えたか、どうしてうまくいっていたのか、の事例集として俯瞰できるのは良い。 成功事例として紹介されているQuattro Proだけど、日本だとほぼ無名なだけにそこまでの成功という印象が持てない。売れることが最大の褒賞なわけで。 著者曰く「販促のため」につけた原題"agile"を取っ払ったタイトル訳に好印象。2014/12/13

beautiful sky

4
組織、チーム作りもソフトウエアやシステムの開発と何ら変わらないと思う。しかし、自分も含めて、デベロッパは何故こうも自分たちの属する組織やチームのアレンジが下手なのだろう。・・・という反省に立ち返り、良いパターンを自分の組織やチームに積極的にインストールしようと思って読みました。正直、このような質の良い情報は上司は教えてはくれず、自分から積極的に貪欲にリソースにあたる必要があると思っています。このシリーズ、値が張るのが痛いですが、示唆に富み有用です。文章、何故かちょっと読みづらいけど。2015/05/31

benjoe

2
2004年に出版された「Organizational Patterns of Agile Software Development」という本の翻訳。 翻訳は2013年で10年越しであったが古さは感じなかった。 プロジェクト全体というよりはその中の1チームの作り方について示唆を与えてくれる本に思う(例えば婦長というロールなど)。 最近コミュニケーションパスの減らし方に悩まされる事が多かったので参考になった。2017/12/14

monotony

2
4部構成でパターンランゲージの成立からはじまり、メインコンテンツの組織パターン、パターンの適用、ケーススタディ+αで締めくくる重厚な一冊。単なるパターン集ではない。有名なコンウェイの法則やスクラムやXPなどのアジャイルプラクティスにも採用されているパターンもちらほら、組織学習の著名研究者の書いた論文などもしっかり押さえてあり、技術書というより学術書の領域。読みにくさという点でも学術書のそれっぽい雰囲気です。実務的にはパターンの適用以前の段階がハードルになりそう。。。2016/10/31

sue

2
「壁の向こうに投げつける」・・・2014/03/30

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