内容説明
「プロセスが答えではないのなら、どこに答えがあるのだろう?」組織構造とロールの関係に着目し、優れたソフトウェアを効率的に次々と生み出す実例を究明。クリストファー・アレグザンダーのパターンの思想を、ソフトウェア開発に昇華させ結実させたパターン言語に集約。ソフトウェア開発というダイナミックな営みを行う我々にとっての道しるべとなる一冊。
目次
第1部 歴史と導入(パターンと組織パターンの概要;パターンの登場;本書の使い方)
第2部 パターン言語(組織デザインパターン;組織構築パターン)
第3部 基礎と歴史(組織の原則;人類学的基礎)
第4部 ケーススタディ(ボーランドのQuattro Pro for Windows;超生産的な電気通信開発チーム)
著者等紹介
コプリエン,ジム[コプリエン,ジム] [Coplien,James O.]
ソフトウェアアーキテクチャおよびアジャイルのコンサルタントであり、著述家である。プログラミングやアーキテクチャから、民族学や組織デザインまで幅広い分野で活動を行っている。ソフトウェアパターン学派と組織パターンの創設者
ハリソン,ニール[ハリソン,ニール] [Harrison,Neil B.]
ユタ州オレムのユタ・バレー大学でコンピューター・サイエンスの准教授を務めている。以前はアバヤ・ラボの特別技術員であった。そこでソフトウェア開発チームを率いて、コミュニケーションソフトウェアを開発した。著作は数多く、ソフトウェアアーキテクチャからソフトウェアパターン、効率的な組織、アジャイルソフトウェアやソフトウェアテストに及ぶ。パターン・シェファーディングについての第一人者として知られており、パターンカンファレンス(PLoP)のシェファーディング賞は彼にちなんで名付けられている
和智右桂[ワチユウケイ]
グロースエクスパートナーズ株式会社ITアーキテクト。普段は受託開発のプロジェクトリーダーを務めている。顧客のビジネスの成長に寄り添い、促すようなシステム開発を目指しつつ、現場の難しさに苦労する日々を送る。一方で、設計手法や開発プロセスに関する著作を読みつつ、自分の体験を踏まえて言語化する作業を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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