内容説明
ソーシャル技術はリスクではない。組織力を超えたパワーを発揮できる。力を持った顧客に対して、従業員にも力を与えて問題を解決させる。モバイル端末、動画、クラウドサービス、次々と登場するソーシャル技術によって、従業員同士のつながりと情報共有が生まれ、ゆるぎない組織へと変わる。待望の『グランズウェル』続編。経営陣、IT部門、そしてHEROの三者が結束した企業―IBM、アフラック、インテュイット、ザッポス、スターバックス、デル、ベストバイなど、多くの成功事例をもとに解説する。
目次
第1部 HERO(なぜビジネスにHEROが必要なのか)
第2部 HEROは何をするのか(HEROとその取り組み;顧客間の相互影響を分析する;グランズウェルの顧客サービスを提供する;モバイルアプリケーションで顧客に力を与える;ファンの声を増幅させる)
第3部 HERO駆動の会社(DIYテクノロジーがHERO協定を支える;HEROのための準備はできているか?;HEROをいかに導き、マネジメントするか?;HEROのイノベーションを助ける;HEROのコラボレーションを助ける;HEROの安全を守る;テクノロジーのイノベーションでHEROを支える;HERO駆動を実現する)
著者等紹介
バーノフ,ジョシュ[バーノフ,ジョシュ][Bernoff,Josh]
アメリカで最も著明なテクノロジーアナリストのひとりであり、その発言はさまざまなメディアで広く引用されている。現在はフォレスター・リサーチのバイスプレジデント、同社は1997年から世界各国で消費者調査を実施しているが、その際に用いられる顧客分析モデル「テクノグラフィックス」を考案した。戦略コンサルタントとして、数々のグローバル企業(ABC、ベストバイ、シカゴ、シスコ、コムキャスト、ロレアル、マイクロソフト、ソニー、ティーボ、バイアコム等)のシニアエグゼクティブを支援した経験を持つ
シャドラー,テッド[シャドラー,テッド][Schadler,Ted]
MITスローン経営大学院で経営学修士を取得。フォレスター・リサーチのITリサーチ部門バイスプレジデント/主任アナリスト。フォレスター社では13年にわたり、オープンソースソフトウェア、ウェブサービス、デジタルメディア、クラウドコンピューティング、スマートフォン、そしてコラボレーションにいち早く着目し、破壊的テクノロジーとこれらのテクノロジーをビジネスに活用する方法を研究している。ABCやCBCなど全米のテレビ局でテクノロジーの専門家としてコメントし、『エコノミスト』『ニューヨーク・タイムズ』『ウォールストリート・ジャーナル』などにも多数寄稿
黒輪篤嗣[クロワアツシ]
1973年生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tuppo
tuppo
bancho1979
Yui Nakamura
numainu