内容説明
本書は、ライトウェイトプログラミング言語の代表格として確固たる地位を得たRubyのJava実装であるJRubyとJRuby on Rails(Rails)の活用法を、サンプルアプリケーションの開発を通して詳しく紹介するもの。「企業の情報システムで使うアプリケーションの開発」を前提にしているのが大きな特徴で、そのためのミドルウェアやクラスタリング技術の導入、あるいはJava EEシステムとの連携方法などエンタープライズでのRailsの適用をより現実解に近い形に落とし込んで解説。Webアプリケーション開発における新たなブレークスルーを求める開発者や、すでにRailsを知っており、そこからのステップアップを目指す開発者に最適の1冊。
目次
第1部 基礎編(Ruby on Railsとは何か;開発環境の準備;Railsの開発作法と動作の仕組み;ActiveRecordを使ったO/Rマッピング;ActiveRecordの応用機能 ほか)
第2部 応用編(Railsにおける他システム連携;EJBを使用したJava EEサーバーとの連携;SOAPとMOMによるJava EEサーバー連携;RESTの活用;本番環境へのデプロイ)
付録 蔵書管理Webアプリの実行までの手順
著者等紹介
橋本吉治[ハシモトヨシハル]
(株)JSOL ITコンサルティング・技術本部情報技術戦略部に所属。2002年、(株)日本総合研究所入社。以来一貫してJava EE技術を用いた開発に取り組む。これまでの参画プロジェクトでは、オブジェクト指向スクリプト言語「Ruby」を活用した開発ツールの作成など、生産性向上のための施策も考案。(株)日本総研ソリューションズを経て、現在は(株)JSOLにてSOA技術とRIA技術を中心とした業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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