内容説明
本書は、システム構築プロジェクトにおいてパフォーマンス問題の1つとして挙げられるSQLパフォーマンス問題をどのようにして解決し、予防できるかを解説するものです。Oracleアーキテクチャを理解しながら、SQLパフォーマンス問題の解決テクニックやこの問題を防ぐためには何が必要なのかなどを考えていきます。また、システム開発の各フェーズにおいて、SQLパフォーマンス問題を起こさないための具体的な仕組みや工夫なども紹介しますので、今すぐSQLチューニングにチャレンジしたい人はもちろん、予防も含めてじっくりと取り組みたい人にもぴったりな一冊です。
目次
1 SQLパフォーマンス問題の理由と原因を探る(SQLチューニングはなぜ必要か?;なぜSQLでパフォーマンス問題は起きやすいのか?なぜSQLパフォーマンス問題で苦しむのか?;SQLパフォーマンス問題の「解決」と「予防」;SQLはどのように処理されるのか)
2 SQLパフォーマンス問題を「解決」する(SQLパフォーマンス問題の解決アプローチ;定型的なSQLチューニング;非典型的なチューニング;Oracleアーキテクチャに基づいたSQLチューニング;アプリケーションロジックを意識したSQLチューニング;論理設計におけるSQLチューニング)
3 SQLパフォーマンス問題を「予防」する(パフォーマンス問題を起こさないためには;計画フェーズ;要件定義フェーズ;設計フェーズ;開発フェーズ;テストフェーズ;運用フェーズ;実際のプロジェクトでどこまでやるべきか)
4 「解決」から「予防」へ―パフォーマンス問題を減らすために(「Database Administrator」から「Database Architect」へ)
著者等紹介
加藤祥平[カトウショウヘイ]
日本オラクル株式会社テクノロジーコンサルティング統括本部テクニカルアーキテクト部所属。Oracle Databaseを使用した様々なシステムの設計、チューニング、運用に関するコンサルティングに従事
中島益次郎[ナカシママスジロウ]
日本オラクル株式会社テクノロジーコンサルティング統括本部テクニカルアーキテクト部所属。福岡生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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