目次
第1部 理論編―「バウンダリーチーム」がイノベーションを先導する
第2部 事例編1―市場&技術間のバウンダリーの克服
第3部 事例編2―組織間/人間間のバウンダリーの克服
第4部 事例編3―技術間/サービス間のバウンダリーの克服
第5部 事例編4―場所間のバウンダリーの克服
第6部 事例編5―企業間のバウンダリーの克服
第7部 総括
著者等紹介
児玉充[コダマミツル]
日本大学商学部・大学院商学研究科教授。早稲田大学理工学部電気工学科卒・同大大学院修了(電気工学専攻)、博士(工学)。情報通信分野での実務経験(21年間)を経て2003年4月より現職。専門分野は、戦略経営とイノベーション、ICT戦略。米国R&D Magazine社主催による2003R&D100Award受賞(三菱電機株式会社情報技術総合研究所との共同受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
4
バウンダリーチームとはイノベーションの実現に向けて、ビジネスパーソン間における創造的対話による新たな知識を生み出すための摩擦(創造的摩擦と呼ぶ)や生産的行動を誘発するものである。個人の抱いた思い(主観)は、他者や環境との間で行われる人間的/社会的ダイナミクスの中で正当化(客観化)され「真」とされていく。バウンダリーチームではこのイノベーションに向けた知識創造プロセスを通じて、個々のビジネスパーソンの暗黙知が共有、触発され、新製品・新サービス・新ビジネスモデルという新しい知識が絶えず創造されているのである。2018/11/06
Masa
0
わざと難しく書いてない? 要は部署を超えて、組織を超えてコラボすることこそ、新たな価値創造につながる…ってことでしょ。2013/06/16
もっちゃん
0
"チーム"という新しい観点で書かれたイノベーションの本.書いていることは正しいと思うが,実際,会社で行うとなるとハードルが高い.2010/04/30