マーケティング脳vsマネジメント脳―なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798118895
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

内容説明

本書では、マネジメント(左脳)とマーケティング(右脳)とで意見が対立する25のテーマについて、掘り下げていく。右脳から生まれたマーケティングの案は、左脳で理詰めで考える経営者には、なかなか大賛成してもらえない。それは単に理解できないからだ。では、どうすべきか?「あなたがたの提案はどう考えてもばかげているが、信頼しているので、採用する」築きたいのは、こういう関係だ。

目次

右脳と左脳
ビロードの厚い幕
マネジメントは「現実」に取り組む マーケティングは「認識」に取り組む
マネジメントは商品に力を注ぐ マーケティングはブランドに力を注ぐ
マネジメントはブランドを持とうとする マーケティングはカテゴリーを持とうとする
マネジメントはよりよい商品を求める マーケティングはほかとはちがう商品を求める
マネジメントはフルラインナップを好む マーケティングはラインナップを絞る
マネジメントはブランドの拡大を図る マーケティングはブランドの縮小を図る
マネジメントは“ファースト・ムーバー”を目指す マーケティングは“ファースト・マインダー”を目指す
マネジメントは“ビッグバン”を期待する マーケティングはスロースタートを予想する〔ほか〕

著者等紹介

ライズ,アル[ライズ,アル][Ries,Al]
コンサルティング会社Ries&Riesを経営

ライズ,ローラ[ライズ,ローラ][Ries,Laura]
コンサルティング会社Ries&Riesを経営

黒輪篤嗣[クロワアツシ]
1973年生まれ。上智大学文学部哲学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kaz

22
仕事にしろ私生活にしろ、「何であの人とは話が噛み合わないのだろう」と感じるときに読むと、思わずニヤリとする1冊。さて私は、右脳と左脳のどちら型なのだろうか。2014/04/06

6
2009年出版のやや古い本だが、今読んでも十分意義深かった。これまで事業戦略や経営戦略は学んできたが、なんとなくマーケティングは避けてきた。おそらく自分が典型的な左脳人間で、右脳的なマーケティングに潜在的苦手意識を持っていたからだろう。本書を読むと、その”読み”が当たっていたことに気づく。しかし、だからこそ学びが多かった。心を掴む、カテゴリーを制する、ラインナップを絞る、視覚に訴える(ハンマーと釘)などなど。ただ、原著は2007年頃に書かれている。「ビフォーデジタル」の世界での話であることに注意が必要だ。2024/01/19

なん

5
論理的、分析的に考えるマネジメントタイプと直感的、総合的に考えるマーケティングタイプとの差を描いてあり、非常にためになり面白い。マーケティング型のCEOの会社の例もあり、大変納得できる。海外のブランドばかりなので、一部ピンとこない商品もあるが、日本のメーカーに置き換えるイメージが湧く。失敗した例を学ぶことは大変意義のあることだと思いました。2020/03/26

hekisui

5
左脳:言語で物事を考え、直列的に情報処理。 右脳:イメージで物事を捉え、並列的に情報処理。 会社を立ち上げる時は右脳タイプ、会社運営には左脳タイプが必要。 マネジメントは左脳、事実や数字に着目して「現実」に取り組む。 マーケティングは右脳、消費者が事実にどう反応するかという「認識」に取り組む。 マーケティングでは、ファースト・マインダー(最初に消費者の心に入り込むブランド)を目指す。カテゴリーを支配し、ブランドに力を注ぐ。ラインナップを絞る。より良い商品ではなく、他とは違う商品を作る。 2019/10/27

☆ツイテル☆

2
フライヤー2021/09/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/216366
  • ご注意事項