iPhone×Music―iPhoneが予言する「いつか音楽と呼ばれるもの」

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798118888
  • NDC分類 694
  • Cコード C3055

内容説明

iPhoneは音楽を変えるのか?Bloomとブライアン・イーノ、Simplify Mediaと音楽消費…100種類以上の音楽アプリケーションを徹底解説!iPhoneが可能にした音楽との新しい関わり方とは。

目次

第1章 iPhoneの登場―iPhoneは音楽を変える?(シナリオ ある朝7:00;iPhoneの登場 ほか)
第2章 音楽アプリケーション―その可能性に迫る(RjDj album;Bloom ほか)
第3章 iPhoneが提示する音楽の未来―Audible Realitiesの実践(iPhoneが提示する音楽の未来像;テクノロジーと音楽の定義 ほか)
第4章 インタビュー―コンテンツの消費形態と音楽概念の変化(RjDJ開発者;iPhoneと音楽史 ほか)

著者等紹介

徳井直生[トクイナオ]
国際メディア研究財団研究員、DJ。東京大学工学系研究科博士課程修了。工学博士。「生成的インタラクション」をキーワードに、創造性を刺激するインタラクティブシステムの開発に取り組む。エレクトロニカ通過後のミニマルテクノのプロデューサー、DJとしても活動し、op.discをはじめとする国内外のレーベルから作品をリリースしている。現在、「環境変換装置」としてのiPhoneアプリケーションの開発を行うAudible Realitiesプロジェクトを展開中

永野哲久[ナガノノリヒサ]
フリーランス・プログラマー。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修士課程Studio2(2009年卒業予定)。主なプロジェクトとして2005年度上期未踏ソフトウェア創造事業「Monalisa」、2006年NTT ICC「Monalisa音の影」インスタレーション、「movalsystem」他

金子智太郎[カネコトモタロウ]
美学、聴覚文化研究。東京芸術大学美術研究科博士課程在籍。2007年ロンドン大学ゴールドスミス校聴視覚文化専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nzmnzm

2
#afrodisney とりあえず谷口文和さんのインタビューだけ読了。iPhoneの、というよりもメディア論を踏まえた音楽史の現代についてという内容。スティグレールの名前が出てきたのは驚いた。谷口さんが楽器の習熟とその共有を強調していたのが興味深かった。2010/04/09

メガネねこ

0
★★★★この本は単なるiPhone本ではない。何が違うかというと、本書はメディアアート的、あるいはサウンドアート的なアプローチで書かれている。 iPhoneという端末が拓く新しい音楽のかたちがある。それは、モバイルと音楽プログラムがもたらす、環境適応型音楽生成とかライフログ連動音楽とかいったものである。 つまり、iPhoneは音楽の新しいスタイルを創造し、音楽業界に新しいパラダイムシフトをもたらすものであった。 iPhoneで音楽を楽しみたい人は必読かと思います。2010/12/09

pddk

0
これだよ!この議論からさらに進めて、理論的な枠組みまで考えてみたいものです。2009/05/06

ちょむ

0
音楽というものは音そのものとして客体化できるものではなくて、常に体験する状況がついてまわる。その"体験"の可能性が今ものすごいスピードで広がっていることをまじまじと感じさせます。と同時に、数年後の"音楽"がどうなるかがますます見えなくなってきた。2009/03/15

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