内容説明
本書は、開発者(プログラマ、開発リーダー、品質管理者)に「今、何をやるべきか」を紹介するソフトウェアテスト入門書です。開発者に必要なテストの基礎知識/技法と、その実践方法について、初心者にも理解できるようにやさしく解説します。Eclipse/テスト支援プラグインを利用して、ソースコードレビューや静的解析、テストケースの作成、単体テストの作成/実行、プログラムの品質測定/評価などの各種テスト技法を実習しながら、現場で使えるソフトウェアテストの手順やテクニックを身につけられるようになっています。
目次
01 ソフトウェア開発におけるテスト
02 開発工程とテスト
03 プログラング/単体テスト環境の構築
04 プログラミング時のバグ予防策
05 網羅的なテストケースの作り方
06 テストコードのプログラミング
07 効率的な単体テストの実行
08 ソフトウェアの品質評価―メトリクスで品質を「見える化」する
09 一歩進んだテスト技法―Webアプリケーション開発のテスト
巻末付録
著者等紹介
町田欣史[マチダヨシノブ]
SQuBOK策定部会(1.0版)。JSTQB技術委員。大手SI企業にてWebシステムの開発に携わったあと、テストプロセス改善の研究、社内サポートを担当。静的解析や単体テストのツール導入支援や社内サービス運用、ソフトウェア品質評価のためのメトリクス分析に関する研究を行ない、ソフトウェア品質の底上げに取り組んでいる
高橋和也[タカハシカズヤ]
大手SI企業にて大規模Web系システムでのJavaフレームワーク開発、業務アプリケーション開発と開発プロセスの策定、トラブルシューティングなどを経て、現在は開発生産性を向上させるEclipseプラグインの開発に従事するかたわら、アーキテクトとしてプロジェクトの設計/製造/試験工程に参加している
小堀一雄[コボリカズオ]
情報処理学会情報規格調査会SC7/WG7国内委員会委員(2007~)。筑波大学非常勤講師(2007)。大阪大学招聘教員(2007)。大阪大学大学院在学時にITベンチャー企業にてWebシステム開発に2年間携わる。現在、大手SI企業にてシステム開発の生産性や品質向上に関する研究やプロジェクト支援に従事している。また社内外でソフトウェア工学に関する教育/講演活動も行なっている
飯山教史[イイヤマタカシ]
Microsoft MVP Windows SDK(2006)。大手SI企業に勤務。Windows OS専用のトラブルシューティングツールの開発に携わった後、静的解析ツールを利用した社内サービスを立ち上げる。その後は社内の開発プロセスの改善活動に参加し、現在ではMicrosoft製品の社内への普及/展開に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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