内容説明
なぜ、オブジェクト指向“らしく”ならないのか?設計を強くするための教科書。オブジェクト指向開発の保守本流。必要最小限のステップでユースケースから保守性が高く動作するコードを得るための手法がここに。分析麻痺に陥らないための思考プロセスを、理論、実践、練習の3ステップを通して完全理解。
目次
ICONIXプロセス
第1部 要求定義(ドメインモデリング;ユースケースモデリング;要求レビュー)
第2部 分析/概念設計/テクニカルアーキテクチャ(ロバストネス分析;予備設計レビュー;テクニカルアーキテクチャ)
第3部 設計/コーディング(シーケンス図;詳細設計レビュー;実装:詳細設計からコードへ;コードレビューとモデルの更新)
第4部 テスト/要求の追跡(設計駆動テスト;要求の収集)
第5部 付録(UML 2.0での変更点;Spring Frameworkの落ち葉拾い)
著者等紹介
ローゼンバーグ,ダグ[ローゼンバーグ,ダグ][Rosenberg,Doug]
ICONIX Software Engineeringの設立者であり社長。キャリアの最初の15年間ではコードを書いて過ごし、その後はプログラマのマネジメント、ソフトウェア設計ツールの開発、そしてオブジェクト指向分析/設計の教育に従事している。20年に渡り、オブジェクト指向開発手法を中心としたシステム開発ツールとトレーニングを提供しつつ、ラショナル社のUMLに数年先立ち、ブーチ/ランボー/ヤコブソンの設計方法論を統合した手法を開発した。「COMPREHENSIVE COM」や「Enterprise Architect for Power Users」のようなオブジェクト指向技術向けのマルチメディアチュートリアルも多数制作。数年前、セカンドビジネスとして仮想現実と革新的な地図ソフトウェアを搭載した、オンラインの旅行Webサイトを立ち上げている
ステファン,マット[ステファン,マット][Stephens,Matt]
ロンドンで活動するJava開発者、プロジェクトリーダー、テクニカルアーキテクト。15年間に渡りソフトウェア開発に関わり、多数のアジャイルプロジェクトを成功裡に顧客へリリースしてきている。オブジェクト指向開発をテーマにするソフトウェアカンファレンスでの講演も多数行い、ソフトウェア雑誌各誌に定期的に記事を寄稿している
三河淳一[ミカワジュンイチ]
セントラル・コンピュータ・サービス株式会社ビジネスソリューション事業本部ビジネスシステム第2部シニアマネージャ。1991年、上智大学大学院理工学研究科物理学専攻修了。同年、日本鉱業株式会社(現新日鉱ホールディングス株式会社)に入社。半導体製造装置や石油プラントの制御系システム開発を経て現職。ここ数年は複数のビジネス系システム開発プロジェクトの上級管理者としてプロジェクトの監視と評価を主務としながらも、上級開発者としてシステムアーキテクチャの検討を行うといった多忙な日々を送る。コンサルタントとして開発プロセス(プラクティス)、オブジェクトモデリング、見積技法など実践を元にした講演や、開発方法論やオブジェクト指向開発に関するコンサルティングにも従事
佐藤竜一[サトウリュウイチ]
セントラル・コンピュータ・サービス株式会社ビジネスソリューション事業本部ビジネスシステム第2部所属。1995年、図書館情報大学図書館情報学部卒業。プログラマ兼アーキテクトとして各種システムの企画・構築、開発標準策定、オブジェクト指向開発のコンサルティングなどを手がける傍ら、テクニカルライターとして雑誌記事や書籍の執筆に従事。他、Linux/UNIXをテーマとした雑誌記事多数
船木健児[フナキケンジ]
セントラル・コンピュータ・サービス株式会社ビジネスソリューション事業本部ビジネスシステム第2部所属。2005年、法政大学情報科学部コンピュータ科学科卒業。在学中に計算機科学の基礎やソフトウェア工学について学ぶ過程でユースケース駆動のソフトウェア開発の可能性について確信し、より良い手法を探索する。現在は、主にJavaを使ったエンタープライズアプリケーションの開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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