内容説明
本書は初版刊行時から40年を経て現在第5版、5,000以上の文献の分析を重ね、最新の研究やトピックを盛り込み、「イノベーションはどのように伝播していくのか?」という問いに理論的かつ経験的に解明する。コミュニケーション、マーケティング、コンピュータ・ネットワークの社会的利用、開発経済などの基礎理論を知る上で必携の書である。新技術、新製品、新ライフスタイルなどのイノベーションは社会に新たな選択肢や手段を提供することで「不確定性」を増大させる。インターネットや情報機器はどのように流行し、そして世界的なテロ行為はどのように伝わっていったのか。このような新たな不確定性に対処するために、人々は「情報探索」を行なうように動機づけられるのである。
目次
第1章 普及の要素
第2章 イノベーションの生成
第3章 イノベーション決定過程
第4章 イノベーション属性とその採用速度
第5章 革新性と採用者カテゴリー
第6章 普及ネットワーク
第7章 チェンジ・エージェント
第8章 組織におけるイノベーション
第9章 イノベーションの帰結
著者等紹介
ロジャーズ,エベレット[ロジャーズ,エベレット][Rogers,Everett M.]
1931年生まれ。イノベータ理論の提唱者でありイノベーション普及研究の権威。ミシガン州立大学、スタンフォード大学、南カリフォルニア大学等の教授を歴任。コミュニケーション、マーケティング、社会学、保健学などの分野の研究者や実務家に多大な影響を与えている。2004年10月死去
三藤利雄[ミツフジトシオ]
1948年生まれ。東京大学工学部大学院卒業。南カリフォルニア大学大学院アンネンバーグ・コミュニケーション学部卒業。愛知学泉女子短期大学、県立長崎シーボルト大学等を経て、摂南大学経営情報学部教授。東京大学博士(工学)。専攻、社会システム工学、イノベーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kiyoshi Utsugi
このこねこ@年間500冊の乱読家
多分、器用です
miura
miura