内容説明
本書は「顧客企業、開発企業、そして開発者自身というすべてのステークホルダーが満足感、充実感、やりがいといった“幸せ”を得られるシステム開発を、どのようにすれば実現できるか」を著者の豊富な経験からまとめたものです。具体的かつ固有な数々の局面からそこへの大きなヒントが見えてくる待望の1冊です。
目次
第1章 「幸せなシステム」とは(システムは誰のためのものか;どのような戦略でシステムを開発するのか ほか)
第2章 なぜ「幸せなシステム」が作れないのか(自分一人でシステムを作るわけではない;メッセンジャーボーイはいらない ほか)
第3章 「幸せなシステム」を作るには(自分から見ると;開発組織から見ると ほか)
第4章 あらためて、「幸せなシステム」とは―幸せな社会へとつながる仕事、それがシステム開発~(一人では「幸せなシステム」は作れない;システム開発は真剣勝負 ほか)
著者等紹介
渡部広志[ワタベヒロシ]
1964年、東京都生まれ。東京農工大学工学部数理情報工学科卒業。大学卒業後、大手SI会社に入社し、中央官庁の超大規模オンラインシステムのシステム方式設計、性能設計、運用設計に十数年従事。その後営業部門を経て、現在Linux、PostgreSQLなどのオープンソースソフトウェアを適用した中小規模のシステム構築に携わっている。仕事も含めて日常を楽しく過ごすことが信条。家庭では一男一女の父親であり、自閉症である長男との異文化コミュニケーションも楽しみつつ悪戦苦闘中。特種情報処理技術者、第一種情報処理技術者、PMP
楠徳生[クスノキノリオ]
1967年、東京都生まれ。横浜市立大学文理学部理科生物課程卒業。1991年に大手SI会社へ入社し、大規模官公庁システムの開発を10年間行い、現在オープンソースソフトウェアによるシステム開発に従事。かたわらISMSにも手を染める。出来合いでない楽しい人生を日夜研究しているしがないSE。情報セキュリティアドミニストレーター、ISMS審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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みどりちゃん