内容説明
『オブジェクト脳のつくり方』で好評のBe Agile!シリーズ第2弾。本書は、アジャイル開発プロセスの第一人者であるケント・ベック氏が提唱する「テスト駆動開発(TDD)」について、TDDの実践者である著者陣が軽快な語り口でやさしく詳しく解説します。各章に用意されたストーリーで現場の雰囲気をつかんだら、オブ脳でおなじみの社長起立プログラムTDDにどっぷりと浸かり、最後に「回転寿司でおあいそ!」システムの構築を疑似体験します。何が問題なのか、どうすればいいのか。本書でTDDを堪能してください。現場のライブ感たっぷりに展開する、実践者による実践者のための書籍です。
目次
第1部 まずはここから(バグなしハッピーライフを求めて;やったら簡単!テスト駆動開発;もう1つのオブジェクト脳の作り方;オブジェクト脳を超えた設計)
第2部 つまみぐいOK(秘伝の技をこっそり教えます;テスト駆動開発のエトセトラ)
第3部 やってみよう(「回転寿司でおあいそ!」システムを作ろう;リファクタリングで難関突破;シンプル設計で変化に対応;仕様変更だって、大丈夫)
巻末付録
著者等紹介
川端光義[カワバタミツヨシ]
2000年アジャイルウェアを設立、代表を務める。アジャイルに特化した開発業務を柱とし、XPの導入実績がある。XPJUG関西支部理事
倉貫義人[クラヌキヨシヒト]
TIS株式会社基盤技術センター所属。学生時代から現職に至るまで、一貫してオブジェクト指向による開発に従事している。eXtreme Programmingに出会ってからは、その魅力に虜になり、オブジェクト指向とXPを導入した多くのプロジェクトで、設計開発やプロジェクト管理、導入支援に従事し、成功を収めている。ソフトウェア開発における理論と実践の狭間を埋めることを、自身のエンジニアとしてのテーマとしている
児玉督司[コダマトクジ]
スキルインフォメーションズ株式会社にて、開発業務に従事。組み込みアセンブラからC、Javaまで浅く広く開発に携わり、世の中のMDA構想よりもリバースエンジニアリングのほうが好き。京都市在住
長瀬嘉秀[ナガセヨシヒデ]
1986年、東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞社を経て、1989年にテクノロジックアートを設立。OSFのテクニカルコンサルタントとしてDCE関連のオープンシステムの推進を行う。OSF日本ベンダ協議会DCE技術検討委員会の主査をつとめる。現在、株式会社テクノロジックアート代表取締役。UMLによるオブジェクト指向セミナーの講師、UML関連のコンサルティングを行っている。UML Profile for EDOCの共同提案者、ISO/IECJTC1・SC32/WG2委員、情報処理相互運用技術協会(INTAP)オープン分散処理委員、電子商取引推進協議会(ECOM)XML/EDI標準化調査委員。明星大学情報学部講師
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感想・レビュー
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