IPv6実践ガイド―マルチOSで学ぶv4/v6デュアルスタックネットワークの構築・運用方法

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  • サイズ B5判/ページ数 215p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784798104195
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3055

内容説明

「IPv4はそれなりに理解している。IPv6も概要はわかっている。しかし、実際にIPv6を導入する責任者となるには及び腰だ」―IPv6に対して、このような態度の方は多いでしょう。IPv4とIPv6は、数多くの相違点があるものの、基本的な動作はほぼ同じであるため、IPv4を理解していれば、IPv6もなんとなく理解できているような気分になります。しかし、実際のネットワークにIPv6を導入するとなると、細かな相違点まで理解する必要があり、概要の理解だけでは歯が立ちません。IPv6では何ができて、何ができないのか。導入することにそもそもメリットはあるのか。巷にIPv6を解説する書籍が氾濫している中であえて本書を世に問うのは、このような疑問に答え、IPv6技術を理解し、導入し、運用するための情報を簡潔かつ十分に提供するためです。そのため、本書はRFCを抜粋するようにIPv6の技術を総覧する構成はとらず、IPv4とIPv6が異なる点を簡潔に紹介することにしました。

目次

第1部 技術解説編(IPv6は普及するか;IPv4とIPv6の技術的相違点;周辺技術の相違点)
第2部 設定・運用編(サーバーのデュアルスタック化;デュアルスタックDNSサーバー;デュアルスタックWebサーバー;デュアルスタックメールサーバー;デュアルスタックファイアウォール;デュアルスタック監視システム)

著者等紹介

小早川知昭[コバヤカワトモアキ]
1997年東京大学大学院工学系研究科電子情報工学専攻修士課程修了。同年、日本電信電話株式会社入社、現在NTTコミュニケーションズ株式会社勤務。IP網におけるQoS保証サービス、Gigabit EthernetによるWANサービスの開発、国際IP‐VPNサービスの開発、IPv6向けPlug and Play IPsec Architecture(PIA)の設計/開発などを行う。2000年JPNIC ICANNタスクフォースメンバー。IPv6セミナー、Web連載なども行う

宮本崇之[ミヤモトタカユキ]
1997年秋田大学鉱山学研究科情報工学専攻修士課程修了。同年、日本電信電話株式会社入社。NTTソフトウェア研究所にて広域配信技術の研究に従事。以来、次世代高速IPネットワーク技術の研究開発、海外IX事業の立ち上げ、ネットワークストレージ技術の研究開発に携わる。現在、NTTコミュニケーションズ株式会社においてIPv6の新サービス開発ならびにデュアルスタックネットワークの開発/運用に従事する

斎藤允[サイトウマコト]
2001年東京大学大学院工学系研究科機械情報工学専攻修士課程修了。同年、NTTコミュニケーションズ株式会社入社。入社当初から、同社および米国Verio社のデータセンターのネットワーク構築・検証業務を担当。2002年よりIPv6開発・運用プロジェクトに参加し、現在はユビキタスアクセスサービスに関わるプラットフォーム開発を担当している
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