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UMLによるエンタープライズJava開発―ソフトウェアモデリングによる効率的なJavaシステムの構築

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  • サイズ B5判/ページ数 507p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784798102115
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

UMLは、ソフトウェアシステムを「モデル」として視覚的に表現できるオープンスタンダードな記法として完全に定着しました。開発者は、このモデルを利用することによって、スマートなシステム開発を追求できるのです。本書は、UMLを使ったソフトウェアモデリングについて詳細に解説します。より価値のあるエンタープライズJavaプロジェクトを生み出すために、開発者はどのようにUMLを利用すればよいのかを明らかにしていきます。

【目次】

第1章 UMLによるJavaモデリング入門

1.1 モデリングとは
1.2 UML
1.3 UMLによるソフトウェアシステムのモデリング
1.4 モデリングプロセス
1.5 次のステップ

第2章 UMLによる要件収集

2.1 準備
2.2 良い要件とは?
2.3 要件収集のためのガイドライン
2.4 不十分な要件をどう見つけるか
2.5 次のステップ

第3章 タイムカードアプリケーションの要件収集

3.1 利害関係者の意見を聞く
3.2 ユースケース図を作成する
3.3 詳細を記述する
3.4 さらに要件を収集する
3.5 ユースケースモデルの改訂
3.6 次のステップ

第4章 UMLによるオブジェクト指向分析の基本

4.1 準備
4.2 オブジェクト指向分析で何を行うのか
4.3 オブジェクト候補を見つけ出す
4.4 振る舞いを記述する
4.5 クラスを記述する
4.6 次のステップ

第5章 タイムカードアプリケーションの分析モデル

5.1 ユースケースの優先順位づけ
5.2 オブジェクト候補の発見
5.3 オブジェクトの相互作用の記述
5.4 クラスを記述する
5.5 次のステップ

第6章 技術選択のためのシステム記述

6.1 準備
6.2 分析クラスをグループ化する
6.3 各グループを記述する
6.4 タイムカードアプリケーションの技術要件
6.5 次のステップ

第7章 バウンダリクラスの候補技術評価

7.1 技術テンプレート
7.2 Swing
7.3 Javaサーブレット
7.4 XML
7.5 タイムカードシステムの技術選択
7.6 次のステップ

第8章 コントロールとエンティティクラスの候補技術評価

8.1 RMI
8.2 JDBC
8.3 EJB
8.4 サンプルのための技術選択
8.5 次のステップ

第9章 ソフトウェアアーキテクチャ

9.1 準備
9.2 ソフトウェアアーキテクチャの目標
9.3 UMLとアーキテクチャ
9.4 ソフトウェアアーキテクチャのための指針
9.5 ソフトウェアアーキテクチャの構築
9.6 タイムカードシステムのアーキテクチャのサンプル
9.7 次のステップ

第10章 設計入門

10.1 設計とは?
10.2 準備
10.3 設計の必要性
10.4 デザインパターン
10.5 設計の計画
10.6 パッケージやサブシステムの設計
10.7 タイムカードアプリケーションの設計作業
10.8 次のステップ

第11章 TimecardDomainとTimecardWorkflowの設計

11.1 作業の目標を確立する
11.2 前のステップをレビューする
11.3 目標に合わせて設計する
11.4 設計を各ユースケースに適用する
11.5 設計を評価する
11.6 実装
11.7 次のステップ

第12章 HTML生成フレームワークの設計

12.1 設計の目標
12.2 目標に合わせて設計する
12.3 詳細事項の決定
12.4 実装
12.5 次のステップ

第13章 TimecardUIパッケージの設計

13.1 設計の目標を確立する
13.2 前のステップをレビューする
13.3 目標に合わせて設計する
13.4 設計を各ユースケースに適用する
13.5 実装
13.6 次のステップ

第14章 BillingSystemInterfaceの設計

14.1 目標の識別
14.2 分析モデルのレビュー
14.3 アーキテクチャのレビュー
14.4 設計
14.5 実装
14.6 結論

付録A ビジュアルモデリング用語集

A.1 汎化
A.2 実現
A.3 関連
A.4 集約
A.5 コンポジション
A.6 依存

付録B 参考文献

B.1 オブジェクト指向分析設計
B.2 パターン
B.3 ソフトウェア開発プロセス
B.4 XML
B.5 Java

内容説明

本書は、具体的なサンプルプロジェクトを例に、筆者が何をどのように考えアプリケーションを作っていったか、その思考過程が豊富な図とともに示されています。実際のプロジェクトにおけるUMLの使い方、Javaのプログラムコードへの落とし方などが一連の流れに沿って解説されているため、具体的であるだけでなく極めて実践的な内容となっています。

目次

UMLによるJavaモデリング入門
UMLによる要件収集
タイムカードアプリケーションの要件収集
UMLによるオブジェクト指向分析の基本
タイムカードアプリケーションの分析モデル
技術選択のためのシステム記述
バウンダリクラスの候補技術評価
コントロールクラスとエンティティクラスの候補技術評価
ソフトウェアアーキテクチャ
設計入門
TimecardDomainとTimecardWorkflowの設計
HTML生成フレームワークの設計
TimecardUIパッケージの設計
BillingSystemInterfaceの設計

著者等紹介

アーリントン,C.T.[アーリントン,C.T.][Arrington,C.T.]
Javaによる、多層システムの設計・開発を行うアーキテクト、開発マネージャ。前職はラショナルソフトウェアの認定インストラクタ、サンの認定Javaプログラマ、開発者、設計者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。