Advanced Linux
Linux2.4インターナル

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  • サイズ B5判/ページ数 329p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784798101057
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

出版社内容情報

本書はLinuxの構造をソースコードとともに解説した、いわゆる「カーネル本」です。Linuxの最新バージョンであるLinux 2.4の新機能も網羅しており、開発者から一般ユーザーまで必読の1冊です。また、解説もポイントとなる部分だけにしぼってあるため、カーネル本には珍しいコンパクトな仕上がりとなっており、負担にならずに読み進めることができます。

【目次】

第1章 オープンソース-今日のオペレーティングシステムとの関係

1.1 Linuxの歴史
1.2 Linuxの機能
1.3 カーネル2.4の新機能

第2章 カーネルのコンパイル

2.1 ソースコードのツリー構造
2.2 カーネルのコンパイル

第3章 Linuxカーネルの基本機能

3.1 リソース管理
3.2 CPU管理
3.3 メモリのロード待ち時間
3.4 キャッシュ
3.5 分岐予測
3.6 ソフトウェアについて
3.7 スピンロック(ミューテックス)
3.8 デバイス制御処理
3.9 ブロックデバイスの処理
3.10 キャラクタデバイスの処理
3.11 割り込み処理
3.12 Linux Time-Keeping
3.13 システムの初期化と起動

第4章 Linuxプロセスモデル

4.1 プロセス
4.2 フォーキング
4.3 スレッド
4.4 Linux 2.4におけるスレッド対応
4.5 パフォーマンスの限界

第5章 VMマネージャ

5.1 VMの概念
5.2 スワッピング
5.3 ページ置換
5.4 Linux 2.4の実装
5.5 LinuxにおけるTLB
5.6 ページのアロケーションとアロケーション解除
5.7 ページのアロケーション解除
5.8 LRUアルゴリズム
5.9 ページのスワッピングと破棄
5.10 ページのスワップアウト
5.11 ページサイズおよびバッファキャッシュサイズの削減
5.12 共有ページのスワップアウト
5.13 ページのスワップイン(デマンドページング)
5.14 Intel x86における4GB超のアドレス指定を超えたアドレス指定
5.15 VMの改善
5.16 ページのカラーリングの実装

第6章 スケジューラ

6.1 クラスのスケジューリング
6.2 スレッド
6.3 SMPスケジューラのヒューリスティック
6.4 カーネルの強制削除とユーザーの強制排除
6.5 Linux的アプローチの持つ意味
6.6 スケジューラの改善
6.7 CPUをオフラインとオンラインに変化させる
6.8 CPUアフィニティ
6.9 ヒントペーススケジューリング

第7章 シグナル

7.1 シグナルの説明とデフォルトアクション
7.2 同期シグナル
7.3 シグナルと割り込みによる理想的な組み合わせ

第8章 kHTTPd

8.1 kHTTPdの制御

第9章 システムコール

9.1 IA32におけるシステムコールとイベントクラス
9.2 割り込み
9.3 例外
9.4 ベクタ
9.5 Linuxのシステムコールインターフェイス
9.6 システムコールの追跡
9.7 独自のシステムコールを追加するには
9.8 Linux/IA32カーネルのシステムコール一覧

第10章 ファイルシステム

10.1 論理ボリュームマネージャ(LVM)
10.2 Linuxカーネルとファイルシステムの関係
10.3 ファイルシステムを制御するためのカーネルデータ構造オブジェクト
10.4 バッファ、キャッシュ、およびメモリのガーベジコレクション
10.5 Linuxにおけるiノードの使用
10.6 パフォーマンスの問題と最適化の方法
10.7 raw I/O
10.8 プロセスのリソース制御
10.9 エクステントベースアロケーションの概要
10.10 ブロックベースアロケーションの概要
10.11 トランザクション処理またはデータベースの安全性問題
10.12 非ジャーナリングに対するジャーナリングの優位性
10.13 ジャーナリングファイルシステムの仕組み
10.14 メタデータロギング
10.15 入手可能なジャーナリングファイルシステム
10.16 IBMのJFS
10.17 起動時にJFSがセットアップされる仕組み
10.18 他のファイルシステムと比較したJFSの設計上の特徴
10.19 JFSでさらに広範に使用されるB+ツリー
10.20 リーフノード
10.21 内部ノード
10.22 可変プロックサイズ
10.23 ディレクトリの編成
10.24 JFSによる低密度ファイルと高密度ファイルのサポート
10.25 アグリゲートとファイルセット
10.26 ログ
10.27 論理ボリュームマネージャの抽象化

内容説明

プロセス、シグナル、仮想記憶、ファイルシステムなどの基本機能からkHTTPd、LVM、JFSなどの最新機能までを解説したLinuxカーネル本の決定版!Linuxソリューションサービスプロバイダ「NTTコムウェア」による監訳で最新動向へ対応。

目次

1章 オープンソース―今日のオペレーティングシステムとの関係
2章 カーネルのコンパイル
3章 Linuxカーネルの基本機能
4章 Linuxプロセスモデル
5章 VMマネージャ
6章 スケジューラ
7章 シグナル
8章 kHTTPd
9章 システムコール
10章 ファイルシステム

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