出版社内容情報
アメリカン・バーガーに勤めるジョンがレイオフされ職を失い、机の上を片付けていた彼は、ふとかつての同僚で現在アメリカン・ピザに勤める友人ラリーの名刺に目を留める。久しぶりにジョンと会ったラリーは非常に快活で何くれとなく気を使ってくれるが話が現在の職について及んだとき、ジョンは思わず自分がレイオフされたことを打ち明ける。気まずい沈黙に耐えかねたジョンはアメリカン・ピザ躍進の秘密を聞く。そしてラリーの口から出てきたその秘密とは「シックスシグマ」だった。
【目次】
第1章 解雇の日
第2章 ランチ
第3章 シックスシグマ
第4章 決定的な違い
第5章 ピープル･パワー だれが何をするか
第6章 ピープル･パワーの実践
第7章 プロセス･パワー シックスシグマの五つのステップ
第8章 プロセスパワーの実践
第9章 目標を達成する
内容説明
ＧＥの収益を６億ドル押し上げ、ソニー、東芝、日産が次々と採用を決めた「シックスシグマ」の真髄が１時間でわかる！全米大ベストセラーの“超”ビジネス小説。
著者等紹介
チョウドリ，シビル［チョウドリ，シビル］［Ｃｈｏｗｄｈｕｒｙ，Ｓｕｂｉｒ］
米国サプライヤー協会（ＡＳＩ）副社長。ゼネラル・モータース（ＧＭ）にて品質管理担当コンサルタントを務めた後、現在ＡＳＩにて、シックスシグマと品質管理のコンサルティングおよびトレーニングを行っている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shinchan
17
６σのことが物語形式で簡潔にまとめられており、大変読み易い。またページ数も１１６ページと短いので直ぐに読める。６σの他の本を読んだ後、読み直すのも良いと思う。2013/03/05
森 宗吾
2
「ＧＥが取り組んだ中でも最も重要な活動」という帯に惹かれて買った。内容は１２０ページ未満の小説形式で構成されており、非常に読みやすい。何度も繰り返し読み、理解したい一冊。2010/01/12
kobaton
1
凝縮！集中する、では生ぬるい。100万個に数個の不良率を達成するために．．．問題の本質を絞り込み、関わる全ての従業員の英知を集め、すべての努力をその一点に凝縮する。その凝縮のために役割と責任を明確にし、信頼に根ざした組織を構築し、大胆に権限委任する。その取組に対する覚悟に迷わない経営者の姿勢．．．立派な言葉で檄を飛ばすだけで結果に一切、責任を感じない経営者は是非、このノウハウの凝縮した小冊子を熟読して欲しい。ジャック・ウエルチ並みといかないまでも、ちっとはまともな経営になるかもしれないから．．．2017/06/27
Kazkun
1
ちょっと時間があったので積ん読から一冊読了。物語で語られる6σ。同じ職場で始まった二人が、片やクビになり、片や取締役に。5年ぶりの再会で6σがどんなものか、どれだけスゴイのかを語る。128ページと薄い一冊だが、駆け足で6σがどんな手法なのか、他の方法と何が異なるのかを説明してくれる。今となってはもっとスゴイ手法がありそうだが、なるほどと思えるところもあってすんなり読めた。2013/01/27
アルゴン
1
★★★★ シックスシグマを目標とし、それを達成するためにはどうすればいいかを分析していくという生産プロセス改革手法を紹介した本。深夜の通販番組みたいな胡散臭さがありつつも、具体例を目の当たりにすると「いけるかも」と思ってしまいます。2011/10/02
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