内容説明
「選択と集中」の時代、企業の競争優位性はどこへ向かうのか!?ここ数年、アメリカでは、「コア」と「コンテクスト」という考え方が盛んに議論されるようになった。コアというのは、競合相手を差別化する力を生みだす企業活動を指し、コンテクストというのはコア以外のすべて、すなわち市場から要求される水準をクリアするためだけに行われる業務を指す言葉である。最近では、このコアとコンテクストの比率が、企業の健康状態を表す裁量のバロメーターの一つになっている。
目次
第1章 インターネットの時代
第2章 株主価値
第3章 競争優位性
第4章 活断層の上で
第5章 トリアージ
第6章 千年企業への道
著者等紹介
ムーア,ジェフリー・A.[ムーア,ジェフリーA.][Moore,Geoffrey A.]
ハイテク企業向けにマーケティングに関するコンサルティングサービスを提供する「キャズムグループ」代表。いまやハイテク界のみならず、米国ビジネス界を代表するコンサルタントのひとりである
高田有現[タカダユウゲン]
翻訳家。諸分野にわたる文献・資料の翻訳を手がける
斎藤幸一[サイトウコウイチ]
米国にてインフォメーション・テクノロジー会社のCEOなどを歴任し、現在はシリコンバレーを中心にITコンサルタントとして活躍している
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