出版社内容情報
近年、医療技術の発達やデバイスの精密化に伴い、脳科学の解明やビジネス応用が加速しています。特に、脳とコンピュータとを接続するBMI(Brain Machine Interface)/BCI(Brain Computer Interface)に代表される「ブレインテック」の世界市場規模は、2025年現在、5兆円を超えると試算されます。
米国では新興企業ニューラリンクが電極を脳に埋め込み、思考するだけでメッセージを伝えたりする技術革新に挑み話題を呼んでいますが、思考・意識の暴露に対する倫理的抵抗感など、乗り越えるべき課題も多い状況です。
日本でも、脳科学・神経科学や心理学を専門とする大学や研究機関で先進的、野心的な学究が産官学の連携の下で図られています。「応用脳科学とAI開発を産業応用に」と謳う「応用脳科学コンソーシアム」などの業界団体による普及活動も目立ちます。
本書は、そうした脳科学の現在を、その基礎知識や歴史、産業化・ビジネスへの活用事例、倫理的課題や国際的規制の動向までを幅広く紹介するもので、特に日本国内を中心とした産官学の脳科学研究全般を扱います。
【目次】



