出版社内容情報
「認知症ケア」は、多くの介護職を悩ませるテーマの1つです。「同じことを何度も聞かれる」「介助の声かけに応じてくれない」「まだ帰る時間じゃないのに『家に帰る』と言われる」など、多かれ少なかれ、このような出来事に遭遇し、最適な対応方法が分からずに困った経験があるのではないでしょうか?
本書では、著者が考案した「理由を探る認知症ケア」をベースに、介護の現場で起きがちな事柄への対応例を、場面別にわかりやすく解説。62項目の豊富な事例で認知症ケアの理解が深まるスキルアップブックです。
【目次】
第1章 初めて利用者に関わる際の10原則
1-1 話しかける時に、こちらに意識が向いていることを確認する
1-2 話しかける時は、はじめに「あいさつ」をする
1-3 適度なタッチングを心がける
1-4 不安を取り除く会話をする
1-5 自分の話し方が聞きやすいかを確認する
1-6 「記憶力」を試すような質問を減らす
1-7 個人的な情報を「根掘り葉掘り」聞かない
1-8 一度にあれこれ伝えない
1-9 丁寧な言葉づかいで敬意を示す
1-10 気がかりになりそうなことを伝える
第2章 利用者と信頼を築くための10原則
2-1 利用者の「快」「不快」を見分ける
2-2 「快」を表情や行動から読み取る
2-3 「不快」を表情や行動から読み取る
2-4 寝心地・座り心地に気を配る
2-5 音・匂い・風に気を配る
2-6 見えている景色に気を配る
2-7 通りすがりであっても言葉を交わす
2-8 行動を「抑制」する前に「理由」を尋ねる
2-9 落ち着ける環境にお連れする
2-10 利用者の様子は他のスタッフと共有する
第3章 コミュニケーションにおける10の困りごととその対応
3-1 繰り返し同じ話をされる
3-2 繰り返し同じ質問(確認)をされる
3-3 「手すり」「お風呂」といった単語が伝わらない
3-4 「足を上げる」など、して欲しい動作が伝わらない
3-5 質問をしても、なかなか返事がない
3-6 何かを言おうとしているが、言葉が出てこなくてつかめない
3-7 声かけへのリアクションが薄くて、利用者の意向がつかめない
3-8 突然、怒り出して、大きな声を出される
3-9 「ちょっと~」「お~い」と頻繁に介護職に声をかけてくる
3-10 「早くお迎えが来て欲しい」など、返答に困ることを言われる
第4章 食事中における10の困りごととその対応
4-1 食事に手を付けようとしない
4-2 食事の途中で食べることをやめてしまう
4-3 おかずを混ぜて食べようとする
4-4 食事を食べ残す
4-5 食事中に食べこぼす
4-6 食べ終わるのに時間がかかる
4-7 食事の介助を嫌がられる
4-8 食事中に突然怒り出す
4-9 食事を食べたのに「私のご飯はまだ?」と言う
4-10 食事中に入れ歯を外す
第5章 入浴中における10の困りごととその対応
5-1 入りたくない理由を言って断る
5-2 入浴に誘うものの、その場から動こうとしない
5-3 入浴後は「良い湯だった」と喜ぶのに、毎回、断る
5-4 なかなか服を脱ごうとしない
5-5 自分で身体を洗えるのに、洗お



