出版社内容情報
・戦争の記憶と伝達
・ホロコースト
・認知症
・スクールカースト
ーー現代を象徴するいくつものテーマを、巧みなストーリーテリングや謎解きを駆使しつつ、11歳の少女の目線で描きだし、一気に読ませる傑作。映画化された『ギヴァー』シリーズの著者による、人生や世界を深く考えさせる最新の小説(原著はAmazon.comレビュー数52、平均星数4.5の高評価(2025年4月時点)。
内容説明
ニューベリー賞作家がおくる“真の友情”の物語。ふたりのソフィーは、近所でも有名な大の仲よし。ひとりは11歳の少女、そしてもうひとりは…88歳という年齢にありがちな、ちょっとした問題をかかえています。年の差77の真友どうしは、いつもいっしょにお茶を飲みながら、あらゆることを話しあいます。ところがある日、ふたりの仲を引き裂く邪悪なたくらみが発覚し、年下のソフィーは大あわて!さあ、だいすきな親友の記憶救出大作戦スタートです!真の友情、認知症、戦争の記憶、思い出を語りつぎ共有することの意味。いくつもの主題が複雑に織りかさなる自己形成小説の傑作!
著者等紹介
ローリー,ロイス[ローリー,ロイス] [Lowry,Lois]
1937年ハワイに生まれる。少女時代の一時期を東京・代々木で過ごす。『ふたりの星』(童話館出版)と『ギヴァー 記憶を注ぐ者』でニューベリー賞を2度受賞。アメリカの信頼ある図書館員向けレビュー誌『学校図書館ジャーナル』による2012年の調査では、「史上4番目に優れた児童小説」に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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