出版社内容情報
キツネのニコには、友達がいっぱい。アライグマ、イタチ、タヌキ、リス。いつも元気に森や池で皆で遊んでいました。
しかし冬のあるあさ、話しかけても、体をゆすっても、皆がまったく動かない…冬眠してしまったのです。ニコは自分がひとりぼっちになったことに気が付きました。森の中を歩き回ってくまなく探しても、動くものは見当たりません。高い木の上にも、洞穴の中にも。これから雪が深くなる季節だというのに…
「でも大丈夫さ」
ニコにはアイディアがありました。雪でキツネを作ったのです。
「まだ何か足りない」と言ったニコに、聞こえてきた声の主とは?
「ひとりになることを、こわがらなくていい」
「ともだちは、やっぱりすばらしい」
――新しい友情が生まれる瞬間を心に残る切り取り方で見せながら、子どもに様々なメッセージが伝わる本。
内容説明
さむい冬になり、なかまたちはねむってしまいあかぎつねのニコだけがとりのこされました。いてつく森で、ニコはひとりぼっちで冬をこさなければならないのでしょうか。それとも、ゆきのきせつをわかちあえるだれかとめぐりあえるでしょうか。しずかな森のおくで、あたたかいゆうじょうがめばえます。
著者等紹介
ショジャイェ,ローズマリー[ショジャイェ,ローズマリー] [Shojaie,Rosemary]
作家・イラストレーター。米国ニューヨーク州コーニング在住。ロチェスター大学で学んだ後、ケンブリッジ美術学校(英国)で児童書のイラストレーションの修士号を取得。作品は、一般的に鉛筆、色鉛筆、パステル、ガッシュを組み合わせている。リノカットや、他の版画技法も試している。本書が初めての邦訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
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nago
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