出版社内容情報
本書は、病院業界の最新動向と経営をとりまく諸制度のしくみや今後の方向性などを多角的に解説した業界入門書です。ポストコロナの医療体制充実宣言にもとづく取り組みの状況、高齢化の進展がピークを迎え、過疎化が深刻となる地方の医療体制への、医療業界と国の取り組みについて解説しています。
全国医療情報プラットフォームの構築など医療DXの推進、マイナ保険証の利用促進、電子カルテの整備、サイバーセキュリティの進展などについても取り上げています。
団塊世代のすべてが75歳以上になる2025年モデルで医療と病院はどうかわるのか、診療報酬改訂と医療計画の方向性はどうなるのか、地域医療ビジョンと病院の役割、新制度の専門医認定と病院の診療科目など業界の基礎知識が身につきます。
内容説明
変化する医療需要。課題解決の糸口あるか?地域包括ケアで変化する医療サービス!働き方改革と労務管理への取り組み!進化する病院設備のICT活用と医療!公立病院改革と経営強化の取り組み!
目次
第1章 ポスト2025年の医療介護提供と病院経営
第2章 データと事例で読み取る病院経営の現在
第3章 最新医療設備とDX
第4章 病院の仕事と組織
第5章 拡大する医療関連サービス、アウトソーシング産業の動向
第6章 病院の経営指標と評価制度
第7章 病院経営とコンプライアンス
第8章 公立病院と大手医療法人グループの動向
DATA 資料編
著者等紹介
中村恵二[ナカムラケイジ]
1954年山形県生まれ。法政大学経済学部卒業。地方私鉄バス会社に勤務のあと、マーケティング・コンサルタトとして独立。観光や介護などホスピタリティビジネス関連を中心に、広いジャンルでの業界研究に取り組んでいる
山口大樹[ヤマグチタイキ]
1980年山形県生まれ。立命館大学法学部法学研究科卒業。ライター。福祉関連、農産加工開発、6次産業化、その他の取材などに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。