出版社内容情報
私たちは自分の体のことをどのくらい知っているでしょうか?
ジェットコースターで結石を出す、うんちを移植してガンや認知症を治す、万引きや虐待の時に活性化する脳の部位がある…
こうした研究は実際に存在するものです。
そして、最先端の研究分野ではこのほかにも身体や病気について次々と新しい事実が明らかになっています。
またその研究結果の活用法は、病気の治療だけにとどまらず、人類をさらに快適で便利な世界へと誘う可能性も秘めています。
さあ、あなたも人体という謎を解き明かす知的体験の渦へと飛び込んでみませんか?
内容説明
最新の論文で学ぶ信じられない解剖学・免疫学・脳科学!
目次
1章 驚きの内臓(すごすぎる腸;おしっこにまつわる謎;老化&ダイエットの常識のウソ;最重要器官・心臓の謎)
2章 病と戦う免疫の新事実(宿敵・がんとの戦い;難病・AIDSと免疫;風邪が流行るメカニズム;免疫のシステムとアレルギー)
3章 知らなかった目、鼻、口、手の働き(目の新たなる可能性;鼻の重要性;意外な歯の働き;脳を強化する手の秘密)
4章 謎だらけの脳(驚きの脳の仕組み;神経回路の不思議 ほか)
5章 想像できない未来の人体(AIは人体をどう変えるか?;人体改造の可能性;人体を「作る」)
著者等紹介
中尾篤典[ナカオアツノリ]
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科救命救急・災害医学講座教授。1967年京都府生まれ。岡山大学医学部卒業
毛内拡[モウナイヒロム]
脳神経科学者、お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教。1984年、北海道函館市生まれ。2008年、東京薬科大学生命科学部卒業、2013年、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員などを経て2018年より現職。同大にて生体組織機能学研究室を主宰。専門は、神経生理学、生物物理学。「脳が生きているとはどういうことか」をスローガンに、基礎研究と医学研究の橋渡しを担う研究を行っている。主な著書に、第37回講談社科学出版賞受賞作『脳を司る「脳」』(講談社)、『面白くて眠れなくなる脳科学』(PHP研究所)、『脳研究者の脳の中』(ワニブックス)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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