出版社内容情報
メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手の愛読書が、中村天風 著『運命を拓く』だったことから、再び注目を浴びるようになった中村天風哲学。
当時死病であった肺結核を患いながら欧米を遍歴していた中村天風は、インドのヨガの哲学者から「たった一つの大事なことにお前は気づいていない。それがわかればお前は助かるんだよ。だから、俺についてこい」と言われ、非常に感動し、彼の弟子となった。ヒマラヤの麓で悟りを得たあと、日本に戻って「心身統一法」を説きました。
多くの経営者や著名人に支持された中村天風ですが、天風哲学はひと昔前の言葉で書かれている本が多く、現代の若い世代には読みづらい部分があり、それがハードルになっているという声をよく聞きます。
そこで、この本では、天風哲学をほとんど知らない初心者に向け、天風の名言を「やったほうがいいこと」「やらないこと」に分けて、わかりやすく説明しています。
苦難や悩みがあったとしても積極的に生きるにはどうしたらいいか――がこの本に書かれています。この本を読んで実践すれば、人生は自然と好転していきます! 巻末の「中村天風用語集」を活用すれば、天風初心者でも少し難しい単語を確認しながら読み進めることができます。
内容説明
44の名言で天風哲学を解説!天風さんがとなえる「やったほうがいいこと」「やらないこと」を実践すれば、必ず人生は好転する!巻末の「中村天風用語集」を参考にすれば、天風哲学初心者もすいすい読める!
目次
1 やったほうがいいこと(大谷翔平が心酔した「天風さんの教え」;九十二歳の大往生を遂げた激動の生涯;大宇宙の生命から応援される生き方をしよう;積極的なもうひとりの自分が、現実の自分を元気づける;マイナス言葉はまき散らさない ほか)
2 やらないこと(演奏の本番前―天風さんの言葉で自分を勇気づける;肩・腹・尻の聖なる体勢―クンバハカ法;心にだって、クンバハカを習慣にさせてしまおう!;呼吸を整えると、うまい生き方ができる;取り越し苦労厳禁―わくわくする未来を描こう ほか)
著者等紹介
池田光[イケダヒカル]
1955年、兵庫県生まれ。経営コンサルタント。有限会社池田事務所代表取締役。出版社「本心庵」を主宰するかたわら、「成功哲学」「中国古典」に親しみ、執筆を行う。立花大敬のほか、安岡正篤、斎藤一人、横山丸三(淘宮術)などの人物にも造詣が深い。天風哲学の実践・指導においても活躍。心身統一法をもとにした独自の成功哲学によって、ビジネスマン、一般人のための実力向上に画期的な成果を上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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