出版社内容情報
看護師のための腎・泌尿器看護の入門書です。医師は自分で専門する科を決められますが、看護師はいつも希望が通るわけではありません。腎・泌尿器科では慢性疾患が多いため、患者さんと接する期間も長くなります。また背迂闊習慣に関連する疾患もあり、患者目線に立ったアドバイスをすることが必要とされます。
本書では、透析や移植などを減らすためにもチーム医療で大きな役割を果たす看護師にとって役立つ内容を、マンガやコラムも交えて楽しみながら学べる内容としてまとめました。また、巻末には慢性疾患を抱える患者さんに伝えるための生活指導のコツも収録しています。
chapter1 腎・泌尿器の解剖と生理
chapter2 腎・泌尿器の主な検査
chapter3 腎・泌尿器の主な治療
chapter4 腎・泌尿器の主な疾患
appendix ベテランナースがレクチャー! 生活指導のコツ
内容説明
患者さんを安心させる看護技術が身につく!
目次
1 腎・泌尿器の解剖と生理(腎・泌尿器の解剖;腎・泌尿器の生理 ほか)
2 腎・泌尿器の主な検査(尿検査;血液検査 ほか)
3 腎・泌尿器の主な治療(外科的治療;腎代替療法(血液透析・腹膜透析・腎移植) ほか)
4 腎・泌尿器の主な疾患(急性腎障害;慢性腎臓病 ほか)
appendix A ベテランナースがレクチャー!生活指導のコツ(目標は低めに立てるのが吉;信頼関係を育むには:話し合うこと ほか)
著者等紹介
住田真貴[スミダマキ]
東京大学大学院医学系研究科卒。総合内科専門医、腎臓内科専門医、透析専門医、医学博士。都内の大学病院勤務を経て、現在はアメリカ在住。2歳と4歳の娘たちの育児のかたわら、医療関連の記事の執筆や監修、医療系動画監修、企業戦略のための医療系情報収集、医療系コンテンツ制作などを幅広く手がけている
大坪陽子[オオツボヨウコ]
東京医科大学医療の質・安全管理学分野兼任助教。オズのクリニック保健師。公衆衛生学修士。2007年広島大学卒、東京大学学際情報学府単位取得退学。2007~2012年、ひさきファミリークリニック(小児科・内科)で、看護師として診療の補助・相談業務に従事。2017~2020年、東京医科大学助教(東京医科大学病院医療安全管理室兼務)として勤務。2020年10月より現職
雜賀智也[サイカトモヤ]
メディカルライターズネット代表、千葉大学客員研究員、メディカルライター・薬剤師。東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻修了(MPH)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。