出版社内容情報
技術やテクニックより前の必須知識
先に知ってれば失敗しなかったのに……
-------------------------------------------------------
絵がうまくなりたい。でも描いた絵はなぜか「ぼんやり」。なぜか?専門学校の学生さんでも、漠然と「上手になりたい」と考えて、絵の内容については考えないで描き始めてしまう人が多い。それが失敗であり、悩みのタネ。本書は、「描く前に」考えるべきことを見つめ、悩みを解決する書籍です。
内容説明
イラストでコミュニケーションを図る上で頭の片隅に置いておいて欲しいのは、2つのポイント。“自分が表現したいことが、言語を使わずに伝えることができているだろうか”“相手がイラストから受け取る印象が、自分の表現したいことと食い違っていないか”。人に何かを伝える時に、自分でも何を伝えたいのかあやふやで不確かな状態では、相手にも伝わらない。ラフは相手に伝わるように自分の考えを整理する「メモや設計図」で、絵を描くツールが「形にする声や言語」だと置き換えて考えてみよう。何を描くのか、どんな内容にするのかをしっかり決めて固めてから、イラストの実制作の作業にしていくことが伝わるイラストにするための大切なポイントなのである。では人に伝わるためのラフとは何だろうか。必要とされる要素を洗い出してみよう…。
目次
1章 絵が上手いってどういうことだろう
2章 描く前に、やるべきことがある!
3章 練習方法、自分に合ったものを見つけよう
4章 キャラクターを描いてみる
5章 もっと絵が上手くなりたい!
6章 絵を描き続けよう
著者等紹介
榎本秋[エノモトアキ]
文芸評論家。各所で講師を務める一方、作家事務所を経営。本名(福原俊彦)名義で時代小説も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。