出版社内容情報
工作物の平面や溝などを加工するフライス盤は、旋盤と並んでもっとも基本的な工作機械のひとつです。フライス盤に熟達するには、段取りと加工手順の知識や経験が必要です。本書は、フライス盤加工に関する基礎知識と現場における実技を解説した入門書です。フライス盤の基本操作や加工手順の組み方、切削加工と測定の勘どころなどを豊富なイラストや実技写真をつかってわかりやすく紹介しています。技能検定の対策にも最適です。
改訂第2版では、六面体加工演習として6本組木パズルの製作について写真と図版と使って解説しています。
Chapter1 フライス盤の構造と役割
Chapter2 切削工具の種類と機能
Chapter3 測定器の種類と取り扱い
Chapter4 フライス盤の基本操作と作業
Chapter5 フライス盤加工の切削条件と基本切削作業
Chapter6 六面体加工
Chapter7 六面体加工演習 ―6本組木パズルの製作―
Chapter8 段取りと加工手順(技能検定2級実技課題)
Chapter9 技能検定1級にチャレンジ!
内容説明
美しいものづくりの極意がわかる!図と写真で実技の勘所がわかる!図面の見方と加工の段階がわかる!技能検定1級の技がよくわかる!工作技術の王道を現場感覚で公開!
目次
1 フライス盤の構造と役割
2 切削工具の種類と機能
3 測定器の種類と取り扱い
4 フライス盤の基本操作と作業
5 フライス盤加工の切削条件と基本切削作業
6 六面体加工
7 六面体加工演習(6本組木パズルの製作)
8 段取りと加工手順(技能検定2級実技課題)
9 技能検定1級にチャレンジ!
著者等紹介
石田正治[イシダショウジ]
1949年、豊橋市生まれ。1968年、株式会社大隈鐵工所研究試作課で旋盤工として勤務。1972年、名城大学理工学部機械工学科卒業後、2年間ドイツに留学。帰国後、県立学校機械科の教員となる。名古屋工業大学非常勤講師、現在、名古屋芸術大学非常勤講師などを務める。1990年、技術教育のための教材開発と産業遺産研究の功績により中日教育賞受賞。1994年、全国からくり作品コンテストに「指南車」を出品し、グランプリを受賞。2002年、名古屋大学大学院前期課程修了、教育修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。