出版社内容情報
ディスプレイパネルの市場動向から有機EL、液晶の基礎知識、ディスプレイ関連部材の種類と役割までを、図と写真を交えながらわかりやすく解説。
内容説明
発光の原理からディスプレイの製造方法、関連部材の状況までサプライヤー必見の情報を一冊に凝縮!
目次
第0章 最新ディスプレイの市場と変化
第1章 有機ELの発光の原理
第2章 有機ELの分子構造
第3章 有機ELディスプレイの作り方
第4章 液晶分子の性質と挙動
第5章 液晶ディスプレイの原理
第6章 その他のディスプレイ
第7章 ディスプレイ関連部材の種類と機能
第8章 ディスプレイ関連部材の市場と供給
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
4
液晶パネルの仕組みだけでなく部材についても解説されており知識欲を満たすことができました。2020/04/12
yasu7777
2
★★★☆☆ 稲沢3446-1742022/04/12
さち
1
初歩的な内容でした。2020/05/24
655
0
joledが上手く行かなかったのは残念。半導体に続き、日本の負け?2023/06/10
Haruki
0
化学が専門の著者が書いた学生向けのような本。メインは有機ELの発光原理と液晶の構造による光透過原理を説明する。 有機ELの分子の種類がさらっと書いてあるところが自分としては、今後のとっかかりになったかなと。 電子輸送層、発光層、正孔輸送層における有機分子の選定でLUMOとHOMOのエネルギー差が決まり、効率に左右するという設計思想。また一重項状態、三重項状態でのそれぞれ蛍光と燐光の発光メカニズムの違い。 これらを別途掘り下げていくとより専門的で面白そう。 製造プロセス面での設計技術的な観点も気になる。2020/07/12