出版社内容情報
RPAを導入したのに効果が出ないのは業務をきちんとシナリオ化していないから!
本書は、完全自動化研究所の代表でありRPA導入のコンサルティングや研修をこなす著者が「失敗しない」をキーワードに成功するシナリオ作成のノウハウを提供します。
内容説明
研修を受けたけど、実際に業務シナリオをRPAに置き換えられない。RPAでシナリオを作っても、うまく動かない、トラブルが頻発する。RPAをはじめたけど、言われるほど効率が上がったとも思えない。本当に役に立つシナリオを開発するための方法をお教えします。
目次
1 RPAとは
2 RPA成功のカギはシナリオ設計にあり
3 RPAシナリオを設計する
4 RPAシナリオをRPAツールで動かす
5 実践1 Webシステムからデータをダウンロードする
6 実践2 集計表を作成して配信する
7 実践3 メール受信した予算書を格納する
8 実践4 予算書の内容をチェックして一覧にまとめる
9 実践5 商品情報をシステムに入力する
著者等紹介
小佐井宏之[コサイヒロユキ]
福岡県出身。京都工芸繊維大学同大学院修士課程修了。株式会社完全自動化研究所代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キリル
12
業務シナリオをRPAに置き換えるときに役に立つRPAに適したシナリオを開発するためのノウハウを紹介している本。人手でやっていた動作をただ繋げて作っただけで、メモも残していないようなものは、例え自分が作ったとしても数か月も過ぎれば名探偵並みに犯人(自分)の作成意図を推理する羽目になりかねません。業務シナリオ→RPAシナリオ→シナリオ設計図と順を追って設計することで、業務の目的や人手で行っていた時の業務手順などの情報を残しつつ自動化を進められることや、属人化させずに引継ぎできるメリットは大きいと思いました。2022/02/26
Ex libris 毒餃子
4
仕事のために2022/07/16
Taka
4
ほぼ理解できないだろうなと思いつつパラ読み。簡単な近道なんてない。プログラミング嗜好とは、物事を分解できること。順次、条件分岐、繰り返し、どの処理を行なっているかわかること、冗長な部分を理解し切り出せること、プログラミング言語自体はわからなくても、物事を単純化できなければ属人化したものは人から切り離せない。RPAにマクロは必須。なにそれ経済?なんて言ってる場合じゃない。シナリオ作成さえできるようになれば、仕事のスキルまたは、お金になりそうだなと思いつつ。あまりできてはいないが、なんとなく知ってはおこう2021/05/05