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出版社内容情報
江戸時代の数々の図譜に描かれた日本の鳥たち
目次
第1章 江戸時代に描かれた鳥とその背景
第2章 キジ目・カモ目
第3章 カイツブリ目~アマツバメ目
第4章 チドリ目
第5章 タカ目~ハヤブサ目
第6章 スズメ目(一)
第7章 スズメ目(二)
著者等紹介
細川博昭[ホソカワヒロアキ]
作家。サイエンス・ライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、生き物文化誌学会ほか所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukision
51
江戸時代の輸入記録や図鑑制作のために描かれた鳥の絵のうち比較的正確なものを集めた図鑑。日本人が世界で初めて家禽化したウズラ、平安貴族に手乗りとして育てられていた雀をはじめ、江戸時代に見られた野鳥や輸入鳥が緻密な絵と共に解説されており、添えられた名前の由来などのコメントも分かりやすく興味深い。川上和人先生の『鳥類額はあなたのお役に立てますか?』と同時進行で読んだので鳥の特徴を掴みやすく、今も見られる鳥が多いことにも安堵した。2021/08/03
ぽけっとももんが
11
江戸時代に描かれた鳥たち。写真がないから描くしかない。それはもう丹念に丁寧に、羽毛の一本一本まで描き込んである。その中にも「不正確」と言われちゃうのもあるし、かわせみなんかは過剰な装飾を施されていたりもする。でもとにかく、この鳥を正確に伝えたい気持ちはわかる、伝わる。眺めて楽しい一冊。ワクチン接種後の腕にはちょっと重かったけど。2021/09/19
セヱマ
7
江戸の鳥図譜集。見ていて飽きない、大変きれいな本だった。草本学という学問があったことも初めて知った。 そして著者の狙い通り、現代の図鑑写真と見比べながら、コレは上手だ、イマイチだなどと評論しながら、子どもと眺めたり。 いやー堪能しました!