出版社内容情報
今、空前のAIブームだ。AIで何ができるのか、AIが人の仕事を奪うのか、AIは子どもより賢い? など…AIに関する話題を、ニュースや書籍でもよく目にする。
が、現実はどうなのか。
「AIはなんでもできる魔法の杖」のようなキラキラしたイメージが先行する中、AIを導入しビジネスに生かせている企業と、導入したいがうまくいっていない企業は、はっきり明暗が分かれている。
その「差」はどこにあるのか。
どうすればAI導入を成功できるのか。
本書では、AI技術の研究者でもあり、AI導入のコンサルタントでもある著者が、企業にAIを導入する方法を
「フレームワーク」と「7つの指標」で解説する。
「AIのしくみ」「AIの可能性」といった、よくある話・大局観ではなく、
複数の部署が複雑に絡み合う「企業」という組織の中にAIを導入するためのメソッド、スキームを惜しげもなく伝授。
「AIを導入するにはどうすればいいのか」という、素朴ながら、今一番多い悩みに真っ向から答える初めての書籍である。
AIはテクノロジーだが、それを導入するのも使うのも「人間」であるため、
AI導入の成功の鍵は、驚くほど泥臭い部分にあることも…。
これまでの著者の経験、失敗を含めたエピソードにも期待できる一冊となっている。
目次
第0章 導入
第1章 広がるAI格差
第2章 AI導入を阻む8つの壁
第3章 AI導入のフレームワーク
第4章 AI導入を成功させる7つの指標
第5章 AI導入に必要なモノ・こと
第6章 AIで強い企業を作れ!―導入の成功事例
著者等紹介
井原渉[イハラワタル]
澪標アナリティクス株式会社代表取締役社長シニアコンサルタント。大学在学中に外資系経営コンサルティング会社(日本法人)設立。史上最年少(当時)でプライバシーマーク審査員補資格取得。老舗中堅ゲーム会社にて分析部門の立ち上げにリーダーとして参画し、離脱防止、課金促進、広告効果測定などのデータマイニング、分析体制構築を担当。同時に大学の研究センターにおいてアクセスログに関するデータマイニングを研究。その後、東証1部上場企業にて、シニアコンサルタントとして通信事業会社のゲームプラットフォーム等のデータ分析・KPI設定・分析用IT基盤構築のコンサルティング部門を立ち上げ、主にコンサルティングや教育研修に従事。現在、自動車や広告業、ゲーム、動画などの分析コンサルティング業務に従事。分析したサービスの売上上昇にコミットした分析を旨とし、実践している。国内のTOP企業のAI開発や分析プロジェクトを受託(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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